YC1系1100番代 所属:崎サキ YC1-1103

 

 この車両は今年の8月に投入されたYC1系の増備車になります。

 3月のダイヤ改正で運用を開始したYC1系は基本的に2両1ユニットで運用されていましたが0番代ユニットと100番代ユニットは中間の連結器が電気連結器付きの密着連結器で分割が可能な構造になっていました。

 そしてこの車両はその構造を生かして増結用として製造された車両になります。3月のダイヤ改正では1100番代は100番代とユニットを組んで製造されましたがこの車両は1100番代のみの製造で100番代が製造されませんでした。そのため現在のところもっぱら増結用として主に204番ユニットと組んでいるようです。

 

 車内は3月のダイヤ改正登場の量産車と変わりなくロングシートメインで車端部に1ボックスのみボックスシートがある構造に変わりはありません。1100番代はトイレがない車両のため置き換え前のキハ200形とキハ220形の3両編成では2箇所あったトイレは1箇所に減っています。

 

 車端部も変更点はありませんが向こう側に見える風景がちょっと変化し運転席の仕切り扉が見えるようになっています。

 

JR型気動車・・・・・まとめ