久しぶりのブログですが、今回も鉄道趣味ではなく、軍用機プラモデルのネタです。

 30年ほど前にハマっていた1/144スケールを中心とした軍用機のプラモデルが、物置から大量に出てきました。しかも作りかけのまま30年近く経っている物がいくつもあります。中でもアリイ製の「スクランブル ジェットファイター セット」という6機入セットが、下半分の塗装ができている状態やパテ盛りまでしてほったからしでした。とりあえずこれらを完成させる作業を進めました。

 このプラモデルはLS製と比べて出来が悪いです。モールドは筋彫りではなく筋浮き、プロポーションは良くなく、コクピットも再現されていません。また、部品の合いもあまり良くないです。特にひどいのはMig23で、モデルはMig23ではなくMig21の双発エンジン型。Mig21はかつてのソビエト陣営(東側)のベストセラー機ですが、双発エンジンは中国で改造された物(J-8)だけなので、このプラモデルは中国軍のJ-8戦闘機です。

 そんな訳でJ-8は後回し。30年前に完成させていたF4ファントム、F100スーパーセイバーを除いて、F8クルセイダー、F5フリーダムファイター、F101ブードーの3機と、LS製のRA5Cビジランティ、A10サンダーボルト、F102デルタダガーの合わせて6機を完成させました。6機すべてが飛行状態の再現なので、こだわってパイロットを載せました。そのためアリイ製はコクピットをくり抜いています。さすがに1/144なのでパイロットは簡単に再現しました。最近買って組み立てたエフトイズ製のパイロットが参考になりました。

  

 コクピットの広さに余裕がない機体では、パイロットの足をさらに省略です。

  

 F5A、A10、ビジランティの3機は30年前にパイロットを載せていて、あとは塗装だけという状態でした。3機それぞれに色が違うので筆塗りで仕上げました。ラッカーの筆塗りはムラができやすいのですが、思ったほど目立ちません。デカールが古くなっていてボロボロになって貼れないものもありましたが、エフトイズ製の余りなどを使って何とかできました。

 塗装前はこんな感じ。ただしビジランティは塗る前の写真を撮り忘れ、A10は途中まで塗ってしまってから写真を撮りました。

 完成したF5AとA10はこんな感じ。F5Aはなぜかスケールが1/100くらいあります。(さすがアリイ製)仮想敵国機に仕上げました。A10は別売りのウエポンセット(30年前のLS製)を使ってフルペイロード状態にしました。

 この3機を完成させてから、後の3機の仕上げました。コクピットやエアインテイクもできるだけ再現しました。部品の合いが悪いところはパテ盛りで修正です。ブードーは筋彫りに修正しました。

 

 

 この3機は同じような塗装なので、エアブラシによる吹付(ガルグレー)です。これらを完成させるための資料と称して、エフトイズのクルセイダーと、F106デルタダートをヤフオクで手に入れていたので、色もそれらに合わせるようにしました。

  

 塗装してデカールを貼れば完成。デカールが古くて崩壊してしまった分は、プリンターでラベルシートに印刷したものを貼ってごまかしています。下の写真の手前のクルセイダーはエフトイズ製です。アリイ製のクルセイダーも、パッと見は綺麗にできました。

 もうしばらく軍用機づくりにハマりそうです。鉄道趣味はこのところ買うばかりで、GM東急5000系(旧)青ガエルの製作も、今のところほったらかしです。

 ちなみに最近買った鉄道模型は次の通りです。

 コロナウイルス感染症の流行で不安な日々ですが、巣ごもり需要が増えているとのこと。模型作りがメジャーになるといいなと思います。

 最後までご覧いただきありがとうございました。