近畿日本鉄道乗りつぶし6(橿原線、大阪線) | 乗りつぶしに行ってきた!

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JR全線完乗が目標!(現在は99%乗車済)

田原本からは橿原線に乗車。

 

 

大和八木に向かうため15時45分には改札に入ってましたが、次の普通が16時出発なので15分間待つわけですが、この時間帯だと蒸し暑さが一番酷かったですね…

ただ、この日初めて猛スピードで通過する特急の通過待ちを見れて、通過するときの風で少し涼しい気分を味わってから普通に乗車。

 

 

田原本16時→大和八木16時10分 

 

田原本を出発したと同時に雨雲と遭遇した模様で強めの雨が降るようになり遠くの山々は見えづらい状態に…

新ノ口を出て大和八木に向かう途中に進行方向右に線路が分かれる箇所あって、

これは主に京都から大和八木を経由して伊勢方面に向かう特急が十字になっている大和八木の高架ホームに向かうための連絡線になります。

新ノ口を出てまっすぐ進むと大和八木の地上ホームに入り、そのままだと橿原神宮前方面に向かいますからこの箇所で連絡できるようになっています。

大和八木の地上ホームに到着。

 
 

次は大阪線に乗車するために階段を上がって高架ホームへ。

大阪線大阪上本町から伊勢中川までの108.9km(営業キロ換算)と近鉄の中では一番長い路線であり、列車種別は特急、快速急行、急行、準急、区間準急、普通と設定されていて、特急は名阪特急が毎時30分に1本が基本で伊勢方面からの特急も毎時1時間に1本ということでかなりの特急天国区間になります。

この大阪線もちろん各駅タイプの列車で乗るわけですが、準急に乗って大阪上本町方面へ向かいます。

 

大和八木16時15分→河内国分16時39分

 

準急でも大和八木からは河内国分まで各駅に停車するんです。河内国分からは途中駅を通過し始めますので、河内国分で降り立ちます。大阪上本町方面に少しでも急ぎたい人は1分前に出発する急行に乗りますので準急の車内はガラガラ。

 
 
五位堂に到着。早速特急の通過待ちを行いました。
五位堂といえばJR和歌山線にも同じくJR五位堂という駅があり、両駅は1kmほど離れていますが頑張れば徒歩での乗り継ぎも可能です。
そんな和歌山線とは次の近鉄下田に向かう途中にオーバーパスすることになります。
 
 
関屋に到着。大阪線では奈良県最後の駅になります。
酷い雨の中、新玉手山トンネルに入る手前で県境を越えて大阪府に突入します。
進行方向右側を眺めていたんですが、トンネルに入る前に別の方向に向かうトンネルがあり、これは1992年まで使われていた玉手山トンネルになります。
この年に大阪教育大学が近くに完成し、次の大阪教育大前という駅を新設する際に付近の線形が良くなくどうしてもカーブの途中になってしまうので、まっすぐにするために新玉手山トンネルを掘り、遺構として旧トンネルが残っているわけです。
 
 
河内国分に到着。残念ながら駅名標の写真を撮りそびれました…
 

河内国分16時53分→河内山本17時10分

急行を1本見送ってからの区間準急に乗車。区間準急だと河内山本までは各駅に停車していきます。

出発してすぐに大和路線をオーバーパス。

河内山本到着直前には信貴線の線路が見えてきます。

 
 

河内山本から信貴線、終点の信貴山口から西信貴鋼索線へと乗り継げるんですが、調べると17時35分が最終と非常に早く、終点の高安山まではいけますが、その日中に戻ってくることができないと判明。

 

 
山の中で一晩過ごすのは嫌ですからね…今回は断念することにしました。
 
 

河内山本17時15分→大阪上本町17時36分

 

河内山本からは正真正銘の普通の種別に乗車して大阪上本町へ向かいます。

車内に入るといつものようにロングシートなわけですが、2席ごとに肘掛が設けられていて、足下には機器類が入っているボックスがあって、いつも見るロングシートとは様子が違います。

このシートはロングシートもクロスシートも両方に対応できるシートでL/Cカーと呼ばれていていて、おそらく5800系だったかと思われます。

 
 

混雑時にはロングシート、閑散時にはクロスシートとなるわけで、車内は写真を見る限りでは閑散としているのでクロスシートにしてほしいところでしたけど、これは河内山本出発時のもので、後の駅から徐々に乗客が増えてきたので、ロングシートで問題ありませんでした。

 

次の近鉄八尾に着く直前から高架線となります。

久宝寺口に到着。この駅名から大和路線の久宝寺が思い浮かびましたが、両駅は2kmほど離れていて、2kmでも徒歩での乗り継ぎも不可能ではないでしょう。

 
 
布施に着く着前に今朝乗車した奈良線の線路と合流。約7時間20分かけて1周完了したことになります!
 

 

謎な達成感を感じながら、鶴橋出発後に奈良線(難波線)の線路が地下区間へ。

大阪線は地上を進んで大阪上本町の地上ホームに到着。

これにて大阪線では108.9km中34.8kmに乗れたので3分の1を乗車したことになりました。