お騒がせ母ちゃん!

テーマ:
 昨日の夕方、会社で忙しく仕事をしていると母ちゃんから電話がかかってきました。

「父ちゃん、仕事中ごめんよう…母ちゃんの鍵を持っていかなかったかえ」

「持っていくわけないじゃないか」

「見当たらないんだよう…買い物に行こうとしたら鍵がないんだよう❗」

「また冷蔵庫に入れたんじゃないのか?よく探してみなさい」
というのは、以前も自分の眼鏡をなぜか冷蔵庫のフリーザーにしまいこんで(?)「眼鏡がどこかへ行った」だの「父ちゃんが隠した」だのと騒いだことがあったからです。
 なぜフリーザーに入れたのか?
 それは夏の暑い日に眼鏡を冷やしておけば顔の周りが少しは涼しくなるのではという母ちゃんならではの発想だったそうです。
 フリーザーに入れておいたのを忘れて大騒ぎしたのでありました。

 それはともかく、心配だったので仕事を終えて会社を出る前に母ちゃんに電話をして確認すると
「お騒がせしてこめんなしゃい…ごみ箱に入ってたよう…」

「ご、ごみ箱ォ~?」

「父ちゃんがいない間にこっそりカットパインを食べようと思ってお皿に移してたら手がべたついちゃって容器を洗ってごみ箱に捨てたときに一緒に捨てちゃったみたいなんだよう…」

「……」

 とにかく見つかってよかった。私も安心して家路に着いたのでありました。


 今朝の北陸新幹線「かがやき501号」の車窓から眺める榛名山。
 上信越国境の紅葉が終わって北関東の平野部を彩るこの時期、晴れていると午前7時を回った頃に朝日が榛名山を照らします。今日のこの列車の編成はJR西日本・白山総合車両所W8編成でした。


 いくつものトンネルを抜けて新幹線の中では急な30‰の勾配を上がりきると群馬県から長野県に入って軽井沢駅を通過します。軽井沢は曇天でした。


 長野駅で下車。上り線には「はくたか552号」が到着しています。こちらはJR東日本・長野新幹線車両センターF11編成

 しなの鉄道の駅事務室前にて。
 北しなの線の線形はしなの鉄道のマークそのものといった感じです。
 長野駅上空も曇っていました。空の色も日本海側の冬のそれに変わってきたようです。

 信濃町の黒姫物産センターの駐車場から眺める妙高山。昨夜は雪だったようで長野市と飯綱町の境にある阪中トンネル付近も隈笹の葉がうっすらと雪を纏っていました。
 こちらは黒姫山。
 あとひと月ちかく早く雪化粧すればきっと山麓の紅葉と雪化粧した黒姫山とのコントラストが美しかったことでしょう。そのタイミングに出会えたのは十数年前に1度あっただけです。
 まだ開いていない物産センター…屋根の雪が溶けてザーザーと滴が流れ落ちていました。