撮り散らかし鉄の記憶

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広島電鉄 銀山町電停(2020.11.23) 「ひろでんの日2020」 156 貸切電車

2020年11月28日 12時36分03秒 | 路面電車
11/23に、広島電鉄本線 銀山町電停で「ひろでんの日2020」のイベントとしてライブ配信の貸切電車として運行された最古の被爆電車156を撮りました。
1枚目は、銀山町電停に向かう156の貸切電車です。



2枚目は、銀山町電停の手前で並んだ右側は156、左側は「Green Liner」3955Bの2号線 広島駅行きです。



3枚目は、銀山町電停から胡町電停側で並んだ左側は156、右側は「Green mover max」5110Bの1号線 広島駅行きです。



4枚目は後追いで、胡町電停に向かう156です。



5枚目は順番が逆ですが、稲荷町電停から下り勾配を下ってくる156です。



6枚目は、信号が変わって動き出した156です。



7枚目は、銀山町電停に向かう156です。



150形は、1925(大正14)年にE形として広島電鉄の前身である広島瓦斯電軌に10両が登場しました。
新製当時は一段下降窓を持つ半鋼製の二軸車で、後に150形に改称されました。
1945年8/6の原爆投下で、1両を除いて損傷を受けましたが、1948年までに全車復旧されました。
156は江波付近で被爆して中破の被害を受けた被爆電車となりましたが、1946年に復旧しています。
1952年には7両が車体新造により更新されて、張上屋根で二段式窓の現在の車体に載せ替えられています。

156は157とともに二軸車としては最後まで運用され、1971年に引退となり、156が江波車庫の庫内で保管され、157は市内の交通公園に展示保存されました。
1987年に156が復籍され、集電装置をビューゲルからZパンタに変更され、扉が自動扉化されて8/3~10の期間限定で8号線で復活運転されました。
その後も156は動態保存車両として維持されていたそうですが、全検も1999年が最後で長らく本線上を走行することもありませんでした。
今年の9月になってから牽引されて江波車庫から千田車庫に回送されて全検を受け、10月には試運転も行われていました。

満を持して、11/23の「ひろでんの日2020 ~レトロだョ、電車大集合~」のイベントに参加するため、早朝には大正形電車101、被爆電車653とともに3両連続でパレードのように江波車庫から千田車庫に回送されました。
日中はイベントの撮影会のために千田車庫で展示され、午後の部の撮影会の終了後は江波車庫へ回送されたと思ってました。
しかし、ライブ配信のためにサプライズで一旦、広島駅に向かい折り返して江波車庫に向かったそうです。
自分は知らなかったのですが、たまたまライブ配信を見ていた同業者から情報を聞き、銀山町電停で待ちました。
自動車も少なく余裕をもって156を撮れただけでなく、連接車「Green Liner」や超低床連接車「Green mover max」との並びびも撮ることができて大満足でした。




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