皆様こんばんは。ホームページ及びブログ管理人の神@北見です。

 

やっと仕事の方が一区切りしたので、昨日届いたキハ58系モデルチェンジ車の開封をしてみたいと思います。今週末はこの他にも色々来ますので、溜めると処理不能になりそうですので1つづつこなします。

 

今日はとりあえずレビューのみにしたいと思います。TN化などの小加工は明日にとっておこうと思います。

 

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↑昨日からおあずけになっておりました。早速開けてみてみたいと思います。

 

↑既に300両以上のキハ58系が居るのに、今更モデルチェンジ車がこんなに必要?という疑問はありましたが、昨今の模型の傾向として発売の時に必要な分買っておかないと、後で品薄になると大変になるというのが分かりましたから…。 番台によっては実車の両数もあまり多くありませんので、油断すると実車より多くなりそうです。

 

早速見てみます。

 

↑キハ58 1100です。モデルチェンジ車は初の製品化ですが、KATOのパノラミックウィンドウ顔自体は既にキハ65が発売されており、キハ65自体の製品紹介もすでに行っています。よってあまり新鮮味はありません。顔の雰囲気もキハ65と同じような気がします。

 

ぐるっと見てみます。キハ58は取りたてて大きな特徴は無いように思われます。

 

1位側側面。特に取りたててコメント無し。

 

↑3位側妻面です。便所窓ガラスが当初から乳白色になっているのは雰囲気が出ていて良いと思います。相変わらずデッキ下のステップと便所流し管がごつく、しかも本来の黒ではなく成形色の灰色になっているので目立ちます。

 

↑4位側です。こちらも乳白色の洗面所窓ガラスが良い雰囲気です。

 

↑妻面です。

 

↑水タンクです。平窓車同様屋根板と一体モールドになっています。キハ58 1100番台の水タンクは新製時はこの1種類のみで、交換例も少ないので平窓車ほど問題はありませんが、折角通風器が別パーツになったのだからこのタンクも別パーツにしてほしかったです。

 

Tomix製品と比べてみます。

 

↑具体的に何が違うのか?と言われると困るのですが、やはりちょっと雰囲気が違う気がします。どちらかというとTomix製の方がしっくりくるような気がしますが、気のせいでしょうか…。単にTomix製の方が見慣れているせいかな。

 

これが実車です。

 

↑KATO製のスカートです。実車はもうちょっと下方が前に出ているような気がしますが…。これが違和感の原因でしょうか。

 

↑Tomix製の方がスカートの表現は良いような気がします。ただ、Tomix製は乗降ドア下部の丸窓が、窓セルパーツに比べ車体側の穴が大きすぎて隙間が目立つような気がします。またTomix製は所属表記やATS表記など、基本的に表記類がありません。このあたりはKATO製の方が良いです。

 

スカートについては、KATO車は後にTN化の際にTomix製スカートに交換する予定ですので、雰囲気が変わるかもしれません。

 

↑うーん、やはり何か雰囲気が異なりますね。

 

↑妻面です。Tomixの方が凸部凹部ともに堀が深く、イメージ的にこっちの方がしっくりきます。またTomix製はBMTNのおかげでエアホースやジャンパ連結器の表現もありますがKATO製はありません。まぁ普段見る場所ではありませんが。あとKATO製には貫通路の折り板表現があります。なお、Tomix製は妻面と側板の角部にある手すりの表現がありません。また、車体色の赤帯が妻面に若干回り込んでいる部分は、、KATOは綺麗に塗装されているのに対し、Tomix製は斜めになっていたり波打っていたりでテキトーな処理になっています。屋根上水タンク脇のベンチレータはTomix製の方が好ましい形状です。

 

更に重箱の隅をつつきます。

 

↑見にくいですが、KATO製の戸袋点検蓋は、蓋自体が若干凸になる表現になっています。

 

↑Tomix製は蓋自体は車体とツライチで、周囲に溝切がしてあります。更に開閉用のボルトもあります。この表現はTomix製のほうが良いでしょう。ただし塗装が回っていないケースが多いですが…。

 

 

↑キハ65では、KATO製のクーラー配置に問題がありましたが、キハ58は均等な配置なので特に両社に相違はありません。見づらいですが、前位側のグレーの部分の境界に差があり、Tomix製は信号炎管が灰色の部分(屋根板側)にあり、KATO製はクリーム色の車体側にあります。この辺りは実車でも個体差がありそうですが、微妙に車体側の方が正しいような気がします。但し信号炎管自体は灰色の方が良さそうです。

 

↑信号炎管は屋根の灰色とクリーム色の境界線付近にありますが、クリーム側にあるように見えます。細かいですが。

 

さて、KATOから新発売のキハ58を見てきました。キハ58自体は既に平窓車が発売されており、パノラミックウィンドウ顔はキハ65で既に出ていましたので、特に驚くような点はありませんでした。予想通りの出来といったところでしょうか。

 

写真も多くなり記事も長くなってきたので、キハ28とキロ28は次回に回そうと思いますが、最後に以前2020年7月18日に公開したKATO製とTomix製キハ65の比較をもう一度おさらいしてみたいと思います。

 

↑左がTomix製、右がKATO製のキハ65です。キハ65の時も両車何か雰囲気が違うなぁとコメントしていました。

 

加工後です。

↑左がKATO製です。TN化に合わせてスカートもTomix製にし、付属のジャンパパーツを取り付けています。これだけでだいぶ雰囲気が変わり、Tomix製との差が少なくなったような気がします。それでも微妙な屋根部のRの差がありそうですが…。

 

今回購入したKATO製キハ58 1100もTN化とスカートの交換を実施予定です。ウチではTomix車、KATO車の差なく混結することが必須になりますので。

 

加工は明日以降に実施予定にしております。

 

それでは次回もお楽しみに!!