(電車に代わる北九州市の足)
本日は2020年11月25日です.西鉄北九州線で最後に残っていた黒崎駅前〜折尾が廃止されて,ちょうど20年となります(その後,2015年3月1日に,筑豊電気鉄道に完全譲渡されました).
路面電車に代わって,北九州市では過去に路面軌道の貨物線を運行していた「若松市交通局」の流れをくむ「北九州市交通局」を含むバス路線が充実しており,多くは「バスコレ」で発売されています.この機会に紹介することとします.
メルセデスベンツ製の連節バスです.西鉄北九州線では連結電車を運行させていましたが,このバスも輸送量が多い電車代替路線で使用されます.
北九州市は「ハローキティ」を観光大使に任命しています.その関係か,「北九州市交通局」のバスを中心に,ハローキティラッピングバスがあります.車体には「北九州市交通局」のバスが走らない門司区を含む北九州市の観光スポットが描かれています.
やや高額であり,「西鉄バス北九州」はお腹いっぱいな感じがしていたのですが,結局買ってしまいました.
ほとんどの路線は西鉄バス北九州のものです.塗装は多くあります.
左上のマイクロバスは筑後地区で使われているものです.
JR九州バスは,北九州市では一部の高速バスが小倉駅前に停車する程度です.
北九州モノレールもありますが,「電車がないと街が発展しない」という意見もある中,北九州市では多くのバスが走っており,21世紀になっても独特の企業・飲食文化を支えてきたと思います.
西鉄北九州線は利用したことがありませんが,筆者は一時期北九州市に頻繁に訪問していた時期があり,その際はバスをよく利用していました.