【SL大樹】東武が運行するSLに乗ってみた!
さて、皆さんこんにちは。
今日はSL大樹の具体的な乗車記を書いていきたいと思います。
前回お話しした通り、このSLはかつて北海道で運行していた経緯からライトが二つあることが特徴です。
濃霧の中での運転を想定し、二つのライトがついているのです。
カニ目、と呼ばれて親しまれています。
さてさて、SLの写真もほどほどに、客車に乗り込みます。
14系トップナンバーで、製造時からほとんど改造されていません。
鉄道博物館でしか見たことなかった光景…
座席が簡易リクライニングと言い、体重をかけておかないと背もたれが戻ってしまうスタイルです。
長距離の利用を想定して、座り心地が考慮された、今のリクライニングシートの原型です。
と言いつつ、国鉄なんて知らない私。
簡易リクライニングシートを始めて体験し、固定されない背もたれを前に、シートを壊したのではないかとビビりました笑
そしてもう一つ、車内メロディーもあるんですが、それがなんと”ハイケンスのセレナーデ”でした!
北海道ではまだ聞かないこともないですが、やはり客車型の車両で聞くからこそ味が出る気がします。
煙を吐きたててゆっくりと下今市を目指します。
夕日に簡易リクライニング、大きな窓…
郷愁の国鉄旅、とでも名付けてみましょうか笑
鬼怒川線内でも屈指の絶景ポイントだそうです。
川が作り出した岩と紅葉が奇麗ですね。
下今市までは30分ほどで、こうした沿線の案内や、車両たちの過去について解説してくれます。
下今市駅では、駅を昭和レトロにリニューアルし、駅標も国鉄字体に変更したそうです。
国鉄駅標に14系とか最高すぎるんだが…?
この写真だけでご飯5杯いけるわ笑
数分停車の後、出発していきます。
最新の特急リバティとのツーショットです。
ここで、客車を切り離して、SLは転車台に向かいます。
目の前で機回しを見学できます。
下今市駅の転車台は長門市駅から、鬼怒川温泉は三次駅から、それぞれ譲渡されたものです。
1周してくれるので、様々な角度から写真を撮ることが出来ます。
機回しが終わるとそのまま機関区にバックして入ります。
鉄道博物館でしか見たことのない光景…
駅舎もリニューアルしていて、国鉄感を演出してくれます。
いかがだったでしょうか?
車両に加えて、駅のリニューアルなどで、より雰囲気が出るようになったSL大樹や下今市駅。
ハイケンスのセレナーデなど、これなしに客車は語れないほどの価値がある車内メロディなど、いたるところに鉄道ファンの心をくすぐる仕掛けがあります。
特急料金は760円ほどです。
1日に何往復かするので、都合のいい時間に乗ってみると良いと思います。
尚、今回で東武シリーズは一度終わりにしようと思っています。
東武シリーズ、最後までお読みいただきありがとうございました!