サンライズが通過する午前7時、品川駅からおはようございます。
久しぶりに挨拶をした気がします。
現在、グリーン車に乗って高崎を目指している道中で書いています。

この下から帰りの車内で別のブログと並行しながら仕上げていきますので、時間軸等ズレていることがあります。できる限り違和感のないように努めてまいりますがその点をご容赦いただければと思います。

 

9時17分 高崎駅着

 

9時23分発 信越線横川行にお乗り換え

SL碓氷(現在のSLぐんまよこかわ)でしか行ったことがなく、今回初めて普通電車で横川を目指しました。

211系の爆走モーター音を聞くことが出来て耳が幸せになりましたルンルン

 

9時57分横川駅到着

現在、JR東日本鬼滅の刃がコラボしている鬼滅の刃×SLぐんま~無限列車大作戦~が2020年10月20日~2020年12月31日まで行われており様々な場所に鬼滅の刃のキャラクターが。

 

一昔前は横川から碓氷峠、軽井沢を経由して新潟の方に繋がっていた信越本線ですが北陸新幹線が開通したことにより横川~軽井沢間は廃止。

現在では、横川~軽井沢間は34分で結ぶJRバスがその代役を担っています。

 

線路跡が横川駅から碓氷峠鉄道文化むらにかけて伸びています。

 
鉄道文化むらを見て右に進むとアプトの道という旧熊ノ平駅までの約6キロの廃線跡を歩くことが出来ます。
 

ヨ8841とEF63を横目に道なりに沿って進んでいきます。

 

碓氷関所跡を横目にそのまま道なりへ


鉄道文化むら屋外展示場

この時、あの車の量に対して入場者数が少ないとこの時感じました。

 

信越線上り横川・高崎方面を歩くことが出来ます。

ちなみに隣の下り軽井沢方面は文化むら~丸山変電所~とうげのゆ間で運行されているトロッコ列車・シェルパ君が走る線路として使われています。

紅葉がきれいな横軽線

30分ほど歩くと丸山変電所に到着です

横軽線が幹線鉄道で初めて電化されたことに伴い明治45年に建設されました。当時の鉄道・電気の最新技術が導入され碓氷峠を通過する電気機関車の心臓部の役割をしていました。

 

さらに先に進むとここで横軽線新線が封鎖され通ることが出来なくなています。

横に道があるのでそちらを進むとT字路になっています。矢印の示す左に曲がりましょう。(右へ行くとゴルフ場の裏側?に繋がっていました)

すると線路の反対側に出ることが出来ます。

さらに進むとポイントが。

こちらを右に進むと信越線新線の線路に繋がっています。残念ながら新線は線路等残っており通ることはできません・・・。

さらに歩くこと20分ほどでトロッコの終点とうげのゆ駅に到着です。鬼滅の刃とコラボしていないからか、人は全然おらず、着いたときは自分ひとりでした。

 

今、歩いているところは旧線、アプト式で運行されていた線路です。レイルウォーズにも出てくる場所を歩くことが出来ます。

目の前にトンネル。碓氷1号トンネル

2つトンネルを抜けると左側に碓氷湖が見えてきます。

さらに3つ、合計5つのトンネルを抜けると碓氷第三橋梁(通称めがね橋)に到着します。
第五トンネルと第三橋梁
 
第三橋梁から見る信越新線の橋
ここをEF63や189など様々な車両が通ってたわけですね・・・。生で見てみたかったなえーん
 
第三橋梁を抜けて行くと当区間で一番長い(はず)第6号トンネルが
その距離なんと546m。山手線・京浜東北線の日暮里~西日暮里間とほぼ同じ距離(542m)
このトンネルだけで一駅歩けるとはw
 
さらにトンネルを4つ抜けた先が旧熊ノ平駅(昭和41年~信号場に降格)
旧線のトンネル
左が新線、右がアプトの道(旧線)
神社や昭和25年6月9日、前日の降り続いた雨で土砂崩れを起こし、作業員38名と家族12名が犠牲になってしまった事故の殉難碑が建っています。一周忌に合わせ国鉄職員らの浄財によって建てられました。
熊ノ平駅(信号場)構内踏切
軽井沢方面
荒廃している駅舎
アプト式開通の碑と数ある鉄道碑の中で最古のものと言われている碑
反対側 横川・高崎方面
軽井沢方面へと続く線路。
残念ながらこの先へは進めず・・・。来た道を引き返します。
 
引き返すこと30分(下りだとやはり早い)
碓氷湖まで戻ってきました。
紅葉は終わりかけていますが、日の光が当たっていてとてもきれいな光景でした。
少し行くと坂本ダムがあります。
せっかくなのでダムカードもらおうと思っていたのですが、平日しかやっていないらしくもらうことが出来ませんでした。次回は平日に訪れようと思います。
そしてダムの展望台に撮影スポットがあったので頭を使って自撮りしましたw
近くに人がいれば頼むことが出来ますが、近くに人がおらず、来る気配もなかったので柵の上にスマホを置いて撮影していました。人に見られたら絶対恥ずかしいやつだっと思われる危険と戦いながら撮影w
 
さらに歩くこと30分、入口に戻り、駅近くの特設ブースににて発売していた峠の釜めしを購入。
文化むら内スロフ12系くつろぎ車内で遅めの昼ご飯をいただきました。
189系あさま色とそれを牽引していた峠のシェルパーEF63
実際に碓氷峠を走行していた車両を屋外展示しており、最近色を塗りなおし綺麗になっています。
 
D51 96号機
当初貨物用として製造されたD51でしたが旅客列車も牽引し、1115両製造されました。戦中、戦後と駆け抜けたSLの中でも一番有名で「デゴイチ」の愛称を一度は聞いたことのある方が多いのではないのでしょうか。
重油併燃装置を付加、集煙装置の改良を重ね、本機のように煙突後ろのドームを長く伸ばしたタイプは「ナメクジ」と呼ばれています。
現在はJR東日本でD51 498が、JR西日本ではD51 200がイベント列車として復活し、運行されています。
 
運転席には竈門炭治郎のパネルが設置されています。
 
キハ20 467
昭和32年からキハ17系気動車の後継車として造られた気動車で、従来の気動車に比べ車体が大きく、乗り心地、居住性などが改善されました。全てで1126両が造られ、様々なバリエーションが存在していますが、現在は数両を残すのみとなっています。
 
こちらの車内には竈門禰豆子のパネルがありました。
 
運行されていた時実際に使われた検修庫の中に眠るED42 1
信越本線アプト式区間であった横川~軽井沢間で運行されていた機関車で昭和62年に動態復元され横川運転区内で運転が行われました。
その後1999年に現在のこの場所に移動し静態保存されています。
 
検修庫2階には鬼滅の刃とコラボしたパネルなどが展示されており、記念撮影が楽しめるものになっています。
EF63 10の前にもパネルが置いてありました。
 
鉄道擬人化プロジェクト路娘MOTION(ろこもーしょん)のキャラクター碓氷恋ちゃんラブラブ
ED42形から生まれた女の子で、碓氷峠を超え軽井沢にお出かけするそうで、おめかしにこだわりがあるようです。
 
無限列車大作戦極秘訓練修了者の一覧も飾られていました。
 
EF63運転シミュレーターも行ってきました。
こちらプレイするのに1000円(初回はカード発行代1000円プラスされ2000円)でできるもので、本物の運転台でプレイができます。
横川から熊ノ平までの運転で後ろ向きでの運転になっています。13分以内かつ100メートル以内に停車させないとゲームオーバーという少し難しい物ものになっています。
 
入口付近にある189系国鉄色
この車両は思い出深い物です。中学時代の移動教室の時にも訪れたのですが、車内で座っていたら写真に撮られ、卒業アルバムにも掲載されるというw
(現在は車内に立ち入ることはできません)
それがこの写真
久しぶりに見ましたがほんとに幼いなという印象を受けました。久しぶりに卒業アルバムを開くと微笑ましい思い出が蘇ってきました。
皆さんもたまに卒業アルバムを開いてみては?
 
16:30発 信越線高崎行に乗車。横川を離脱しました。
211の側面幕 LEDが普及されている中、未だに幕が現役で走っています。
30分ほど揺られ、高崎駅に到着。
帰りは下段のグリーン車に乗って帰宅しました。

鉄道文化むらだけではなく、是非とも熊ノ平やめがね橋まで足を運んで頂けたらと思います。(了)



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