モノクロフイルムで撮った「冬の湿原号」 | 今日も まっ晴れ! 鉄道回顧録

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 C11171が復活を果たし、釧網本線に初めて「冬の湿原号」の試運転列車が走ったのは未だデジタルカメラが広く普及する前の事でした。私も未だデジタルカメラは持っていなくて、フイルムカメラにモノクロとポジを装填したカメラ3台で復活したばかりのC11171が牽く「冬の湿原号」試運転列車の撮影に挑みました。

撮影 : 1999年12月

(撮影メモを紛失して詳しい撮影日は不明です)

 

 

道東の柔らかな斜光線に鈍く車体を輝かせ復活したばかりのC11が現れた

 この辺りは足場にも線路際にもに木々が成長して、ここからはもう撮れなくなってしまった。

釧網本線 五十石-標茶

 

 

四半世紀ぶりに古巣に帰って来た

 見事に復活を果たし、元所属区の標茶に帰って来たC11は、この時なにを思っていただろう。

釧網本線 標茶

 

 

コッタロ湿原を行く

 試運転列車にも大きなヘッドマークが掲出されて現れたのには少々がっかりだった。

釧網本線 塘路-茅沼

 

 

北辺の太陽に反射して細岡の大カーブを駆け下りる

釧網本線 釧路湿原-細岡

 

 

現役時代にはなかった釧路湿原駅を発車して来た。

釧網本線 釧路湿原-細岡

 

 

 

鉄路以外に文明のない釧路湿原を釧路川に沿って通り抜ける。

釧網本線 細岡-塘路

 

 

 

雌阿寒から噴煙が上がる雄大な風景

 初年度の試運転時、入山規制されるほど雌阿寒は噴火警戒レベルが上がっていた。

釧網本線 五十石-標茶

 

 

鉛色の雪雲が立ち込める

帰りの釧路湿原はきっと吹雪だろう

釧網本線 標茶

 

ポジで撮った「冬の湿原号」試運転列車も

またの機会にアップしたいと思います。

 

最後まで御覧戴いて ありがとうございました。