去る9月17日(木)の夜、AmazonでTOMIX581系7両セットが22,000円で出品されているのを発見。憧れの車両だった1つです。

現在は製造されていないようですが、定価と変わらないこともあり、翌日発送だったので19日(土)からの4連休で楽しめると考え、購入しました。

 

ほろ酔いだったこともあり、出品者をよく確認しないまま購入したのが悲劇の始まり・・・。

 

届いた荷物を開封すると、緩衝材代わりにぎっしりと詰め込まれた岐阜新聞が出てきました。この段階でも、出品者の所在地すら確認しようとしなかったダメな私…(;´∀`)

まず動力車の走行確認をすべきところ、嬉しくて先頭車両から取り出すと…アレッ?さらに2両目も部品が落下。確かどちらも床下機器でパチンとはめ込むだけでしたので、取り付けて線路上へ配置しました。新品の割には色が悪いような気もしましたが、いそいそと7両を線路上に並べて編成を完成させました。

 

パワーユニットを作動させると・・・・・・

ガ〰 ―― モーター音と共に脱線 

・・・顔面蒼白( ̄▽ ̄;)

 

動力車以外を取り除き、方向や場所を変えたりしながら何度も試しましたが、動輪が回転することなく脱輪します。

これはいかん、と早速返品手続きに入りました。この段階でようやく出品者を確認し、埼玉県所沢市のFellows合同会社であることが判明。なぜ岐阜新聞?と不信感が増大し始めます。返品はすぐに承認されて一安心しますが、そこから出品者の評価を見ると非常によくないことが散見され、驚きました。

 

早速クロネコヤマトさんに取りに来ていただき、連休明けの23日(水)着で送料受取人払いで返送しました。

妻からは「カード会社の出金に-22,000ってつくよ」と言われていたのですが、そんな様子もないまま10月下旬に口座から引き落とされてしまいました。いつ振込されるかと気にかけていましたがそんな様子もなく、娘が注文の詳細を見て「返品は承認してるけど、返品を受け取ったとはなってないよ」と言いました。確かに…。でもこちらにはクロネコヤマトの伝票も配達完了のメールも残っています。

 

返金をお願いすると、すぐにお詫びのメールで10月28日(水)に返金手続きしましたとのこと。ところが10日を経過した11月6日(金)を過ぎても入金されず、再度返金請求の連絡をしました。すると「返金済んでます。Amazonに聞いて」と不愛想かつ無責任な返信。その後週がかわって、ようやく振り込まれてホッとしました。

 

日が過ぎてうっかり忘れたりすることを狙って、訴えがなければ誤魔化して儲けてやろうという考えにしか思えない対応でした。

 

あらためてFellows合同会社の出品者評価を見ると、私と似たような経験を記したマイナス評価がいくつも見られます。「悪徳です。絶対買ってはダメですよ」とまで書かれているものもあります。よく調べて買い物をしなかった私がバカなのですが、2カ月近くに渡って嫌な思いと無駄な手間をかける時間を費やしてしまいました。最近のFellows合同会社の評価は高評価が並んでいますが、どれも一言で表現されており、やらせではと思ってしまいます。

Amazonのページにおいても、返品手続きまではわかりやすいのですが、その後のトラブル解決のために出品者と連絡を取る方法がわかりにくいのは気になります。

 

金銭的には損はしなかったので、いい勉強と思って今後気をつけたいと思います。

 

商品が届いたときに、ケースに入った車両を写した写真はあるのですが、私の持ち物ではないので写真のアップは控えたいと思います。代わりに、高校時代の友人にもらった実写の写真を掲載します。

 

 

新製品が発売されればいいのになぁ。

 

悪い話だけで終わるのはよくないので、581系思い出話を2つ。

 

幼かった頃、大阪から父の実家の岡山へ行くときには、特急「うずしお」に乗っていましたが、「はと」にも乗った微かな記憶があります。それが昼間利用の581系だったのかもしれませんが、「うずしお」同様に朱色の電車だったような気もします。祖父母が大阪へ来るときには急行「鷲羽」を利用していました。祖父が元国鉄マンで切符を手配してくれていたことを知ったのは大きくなってからでした。

 

小学生時代の遠足で大阪駅を通ったとき、581系を見て「新幹線や!」と叫んだ友人がいました。ちょうど山陽新幹線が岡山まで開通した頃だったのかなぁ。そういえば環状線の内回りは0番線だった。

 

50年も前の出来事で、自分の思い込みの記憶もあるかもしれませんが(笑)