凹凸プラ陳列館

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鉄道総研の試験装置になったワム80000

※2020年12月追記※なんとこの試験装置は12月8日頃から解体が始まったそうです。

馬橋のワムに続いてまた1両、首都圏のワムが消えてしまいました・・・


 ※2020年、公道上より撮影

f:id:ototsupura:20201123102623j:plain中央線の上り列車に乗って、日野駅に到着する直前右に見えるあれを見てきました。

 

f:id:ototsupura:20201123101940j:plain移動式軌道動的載荷試験装置

皆様ご存知、鉄道総研の日野土木実験所で使われています。

2両の車両が使われていますが、装置としてはこれで一つの様です。

2018年頃までは車庫に収納されていましたが、いつしかそれが撤去され、いつでも見えるようになりました。

 

f:id:ototsupura:20201123103358j:plainワム80000形車番不明

380000番台の様な色をしていますが280000番台です。

都内では貴重な(唯一?)足回り付きのワム80000形です。

測定室などがあるのか、様々な改造がされています。

f:id:ototsupura:20201123103735j:plain走り装置

f:id:ototsupura:20201123103821j:plainf:id:ototsupura:20201123103836j:plain現役時代の表記は全く見えませんでした。

f:id:ototsupura:20201123104008j:plain妻面

消火器なども設置されています。

f:id:ototsupura:20201123104047j:plain反対側より

f:id:ototsupura:20201123104115j:plainこちら側には銘板が残っていました。

三菱重工 昭和51年」と読めました。

そうなりますと、車番はワム282770~282959の内のどれかになりますね。

 

f:id:ototsupura:20201123104855j:plain試験装置の本体

この装置の目的は、軌道に荷重を掛けてその影響を調べる、ということだそうでそれを行うのがこの車両です。

見た目からシキあたりからの改造に見えなくも無いですが、実際どうなのかは分かりません。

f:id:ototsupura:20201123105301j:plain装置名のプレート

f:id:ototsupura:20201123105333j:plain反対側より

 

f:id:ototsupura:20201123105356j:plain何かの台車

 

f:id:ototsupura:20201123105417j:plainガーター橋的な物

恐らく先ほどの装置で負荷を掛けて、その影響を調べる物だと思います。

一見トラバーサーかと思いました。

 ↑この車両の場所はこちら

日野駅より徒歩10分ほどです。

通常時でも公道から十分見ることが出来ます。そもそもこれが一般公開されることは無いと思いますが・・・

o-totsupura.hatenablog.jp

終わり