※2020年12月追記※なんとこの試験装置は12月8日頃から解体が始まったそうです。
馬橋のワムに続いてまた1両、首都圏のワムが消えてしまいました・・・
※2020年、公道上より撮影
中央線の上り列車に乗って、日野駅に到着する直前右に見えるあれを見てきました。
移動式軌道動的載荷試験装置
皆様ご存知、鉄道総研の日野土木実験所で使われています。
2両の車両が使われていますが、装置としてはこれで一つの様です。
2018年頃までは車庫に収納されていましたが、いつしかそれが撤去され、いつでも見えるようになりました。
ワム80000形車番不明
380000番台の様な色をしていますが280000番台です。
都内では貴重な(唯一?)足回り付きのワム80000形です。
測定室などがあるのか、様々な改造がされています。
走り装置
現役時代の表記は全く見えませんでした。
妻面
消火器なども設置されています。
反対側より
こちら側には銘板が残っていました。
「三菱重工 昭和51年」と読めました。
そうなりますと、車番はワム282770~282959の内のどれかになりますね。
試験装置の本体
この装置の目的は、軌道に荷重を掛けてその影響を調べる、ということだそうでそれを行うのがこの車両です。
見た目からシキあたりからの改造に見えなくも無いですが、実際どうなのかは分かりません。
装置名のプレート
反対側より
何かの台車
ガーター橋的な物
恐らく先ほどの装置で負荷を掛けて、その影響を調べる物だと思います。
一見トラバーサーかと思いました。
↑この車両の場所はこちら
日野駅より徒歩10分ほどです。
通常時でも公道から十分見ることが出来ます。そもそもこれが一般公開されることは無いと思いますが・・・
終わり