こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、KATO24系北斗星デラックス編成の第4回になります。今回でこの編成の整備は完結になります。トワイライトEXPの話もちょっと出て来ます。

 

■オロハネ24 550 ロイヤル、デュエット [10号車]

この車両については第3回で室内灯の色分けについて書いたじゃん..なんですが、その後車番をオロハネ24 553から551へ改番しています。"3"だけ消して、TOMIX485系の車番インレタバラ数字"1"を転写です。何でこんなことを...

実は1度だけロイヤルに乗車しています。2003年の冬です。車番などの写真が無いのが困りものなのですが、この時のメモに”オロハネ24 551 EF81 98牽引”の記載があったんです。どうせなら乗車した車番にしようと、ひと手間かけてみました。この551は2015年夏、北斗星完全廃止時のラストランで走った車両でもあるようですね。

 

乗車時の切符は残っていました。北斗星3号でした。好みのウィスキーを沢山買って乗車したら、ウェルカムドリンクにもウィスキーとワインがあって...ご多分に漏れずしこたま飲んだ記憶があります(笑)。食堂車へおつまみ1品のルームサービスをお願いしてみたり..楽しかったですねー。

ガラケーで室内など撮った記憶があるのですが、見当たりません。保存していたPCがトラブった時に消えちゃったのかも知れません(泣)。

 

■オハネ25 215 Bコンパート [11号車]

1号車と同じく開放式B寝台の4寝台を1室として仕切れるBコンパートメント車です。1号車は左右大窓の初期型でしたが、こちらは200番台の後期型改造車、寝台側が小窓になっています。が、外観、中身とも普通のオハネフ25、室内灯も特記することなく普通に60LED/mタイプ10cmを入れています。

 

■カニ24 500 電源車

号車番号は付きませんでしたが、12両目は電源車カニ24 耐寒耐雪構造に改造された500番台でした。ディーゼルエンジンを回して発電し、編成内の電力を供給する車両です。荷物室もあり一部列車、区間で小荷物を積んで高速輸送する”ブルートレイン便”もあったと思います。

屋根のある上野駅地平ホームから発車する下り北斗星の最後尾がこの車両で、騒音と煤煙が問題になって編成ごと反対向きに”方転”したこともあったようですが、私的にはあのディーゼルエンジンの唸りを聞くと、あーブルートレインだな~ と思っていました。

 

この車両も写真右端に室内灯ユニットが来る構造でしたが、ドア窓が車端ギリギリにあって、室内灯ユニットや集電銅板が見えてしまいます。そこで自作室内灯化では写真のように電源室と荷物室の境まで銅板を引っ張り、ここを接点にすることで集電板が外から見えないように配慮しました。荷物室の床に貼った銅板は白色系の塗装をかけています。テープLEDは車長が短いので10cm、60LED/mで十分でした。

 

これで12両全車整備終了です。KATOの製品設定のままの運用、表示やサボ類は写真のようにしっかりと印刷表現されているので、実質自作室内灯化のみでした。が、様々な車両形態に対応し個々カスタマイズ、第2回記事から高密度LEDを多用第3回記事のやり直し発生など実に色々なことがありました。

 

前に整備したトワイライトエクスプレス(スロネ25 奥)は電球色LED挿入、手前の北斗星オロハネと並べて見るとスロネ室内の色がちょっとドキツ過ぎるかなー とかも思います。色々とやっているうちに知恵がつきますね。スロネはB寝台との合造ではなかったので、廊下側照明の違和感を感じませんでした。

 

トワイライトEXPと北斗星の並び、共に北海道を彩った寝台特急でしたね。どちらも24系の改造車ですが、随分趣が異なります。

 

保存している北斗星の切符は全部で12枚発見されました。下車時に渡しちゃったのもあると思うのでもっと乗っていると思います。ロイヤル1枚、ソロ8枚、開放B寝台3枚でした。

 

その中の1枚です。1995年、C62ニセコ号最終年の撮影に行った時のものですね。東京在住の私が2週間後上りの切符を札幌駅で手配してる って..(笑)。

乗車は圧倒的に1,2号が多かったです。残っている切符も12枚中8枚が1,2号でした。

仕事を終えて、郡山、福島あたりまで新幹線で追いかけて1号に乗れば、翌朝長万部乗換、函館山線乗車で上りC62ニセコ号撮影に間に合う、

撮影後2号に乗って郡山で新幹線乗換、東京のコインロッカーに荷物を”隠し”?て何とか出社に間に合う、(↑切符はこのパターン 日曜発乗車でした。爆)

95年のC62ニセコ撮影は運転日皆勤賞、飛行機利用はゼロでした。体力的にも金銭的にも、人生で最もムチャクチャやった年になるでしょう(笑)。

その後仕事でも日帰りは飛行機やむ無しでしたが、新幹線特急券自腹で片道だけでも とか可能な限り乗っていました。前述ロイヤル乗車も仕事絡み、この時は勿論A寝台は自腹ですし、土曜発で仕事は乗車翌々日からだったので飲めた次第です。

余談ですが、私の飛行機嫌いは好みの問題の他、三半規管が弱いという側面が大きいです。飛行機好きの方、業界の方、すみません。

 

上野ー札幌間の長距離運転ですから牽引機も多彩でした。

上野-青森はEF81 (KATO品番3066動力に3021ボディー)

 

青森-函館はED79 (KATO 3076-1 パンタ換装車)

 

函館-札幌はDD51重連 (KATO 7008-1)

 

上の写真3枚中、ED79だけ編成方転しています。連なる客車の表情が随分違いますね。

DD51は北斗星登場後まもなく青い塗装の”星ガマ”になりましたが、在籍していないので原色機で代走です。前は急行利尻牽引の1167号機ですが、後ろは車両が無いので磐西機1184号です。前面窓保護プロテクターがちょっと違和感ですね(笑)。DD51星ガマの再販もKATOより予告されていますが、2両増備+DCC基板2枚はちょっと値が張るなー と思っています。通常はED79牽引としていますし、私的には原色機の牽引だったら、もっと北海道での撮影に足を運んでいたと思います。2015年に自分なりのお別れ撮影のため北海道へ行ったりもしましたが..。

 

このデュエットが3両連なるデラックス編成(JR北海道、東日本混結編成)には1回しか乗っていません。ED79機関車整備の記事でUpした、函館駅で乗車列車を撮影した時です。

将来KATOから1,2号設定の製品が発売されたら...増備しちゃうかも (笑)。

この模型編成の2,3号車を開放B寝台にし、7~11号車のJR北海道エンブレムと車番を何とかすれば、北斗星1,2号っぽく仕立てることも可能は可能なんですけどね。

 

沢山お世話になった寝台特急北斗星、模型で当時の姿を楽しみたいと思います。

 

おしまいに、今頃の季節の実写を。那須連山を背に行きます。手すりが銀色なので、この牽引機も81号機だったと思われます。撮影も何だかんだ結構していました。

2001/11 東北本線 白坂-豊原 4レ 北斗星4号

 

模型の自作室内灯化はいよいよ残すところ1編成、これがまたややこしい車両なんです。準備が出来たらまた書きたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 DCCへ にほんブログ村 写真ブログ 鉄道風景写真へ にほんブログ村 鉄道ブログ 電気機関車・ディーゼル機関車へ  Blog村へのリンク

 

イメージ 14 鉄道.comへのリンク(Blogページへ)