11月下旬だと言うのに、最高気温が25°まで上がったり10°を下回ってみたり、大変忙しい秋の気候ですが。
撮影したのは夏真盛りの8月です。
日の出の頃から夏の花、タチアオイをバックにRedWing-227系を撮ってみました。
タチアオイは元々、ビロードアオイのトルコ原産種と東欧原産種との雑種で、薬用や園芸用に品種改良されて、独立した品種として確立した花です。
英語でホリーホックと呼ばれますが、正確にはタチアオイ1種のみを指すことばではなく、アオイ属全般をホリーホックと呼びます。
タチアオイはギリシャ語源のアルタイア花(Althaia flower)と呼ばれ、学名もアルタイアロセア(Althaia rosea)と名付けられています。
アルタイアは固有名詞ですが、一般名詞や動詞ではギリシア語でアルタイノ(althaino)となり、病気やケガの症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為=治療との意味に変わるそうです。
このタチアオイの花粉や葉、根には薬草としての効能があり、古代から洋の東西を問わず重宝され、日本でも平安時代には薬用として使われていたと記録が残っています。
この写真を撮ったのは夏ですが、夏の大三角形を構成する"わし座"のアルタイル・・・・ギリシア神話のアルタイアは、残念ながら無関係のようです。
ただ、1人の命の生死を握ると言う意味では、愛も薬もアルタイアと呼んで結びつけるようで、何となく沿っているように感じるのは、こじつけ過ぎでしょうか。
さて薬が命の運命を握っていることも確かですが、コロナウイルス感染症の治療薬・予防薬として今、メッセンジャーRNA(mRNA = 伝令RNA)を活用したワクチンが話題ですね。
mRNAは体内で作られるタンパク質の1種で、DNAからコピーされた遺伝情報に従い有効なタンパク質(抗体や血小板など)を合成・生成するためのタンパク質な訳で。
このシステムが生物の自然治癒力で、mRNA活用ワクチンが開発されると、体外から侵入したウイルスの他に、エラー細胞によるガンや認知症などにも効果があると言われてきました。
前述の通り本来mRNAは体内で作られるものですが、それを人工的に作って体内へ注入することにより、抗体を増やして体内のウイルスを駆逐するワクチンですが。
注入されたmRNAは人体の免疫システムよって複製を繰り返しながら、役目を終えたmRNAから順次不要細胞として分解されるので、人体への悪影響はほとんど無く、そのため副作用はほぼ発生しないと言われています。
欧米では12月から医療従事者を始めに、順次ワクチン接種が始まると言われていますが、私は今年の5月9日の記事"
381系 特急やくも"で、同種のワクチンがコロナ対策用として、日本で実用間近と書いていました。
日本には研究・開発の力は世界トップレベルでも、実用化の能力は欧米よりも劣っているのか、それとも莫大な資金を調達する能力が無いのか、欧米製薬企業への忖度なのか。
新型コロナウイルス SARS-CoV-2による、ウイルス感染症 COVID-19へのmRNA式ワクチンはアメリカのファイザーとモデルナが、そろって実用化に成功しましたが、臨床試験に関しては本来1~2年を要するものの、2ヶ月程度しか行われていません。
日本製のワクチンが発売される時には、今より高機能・高安全な医薬品となっているでしょうか。
レーダーシステムやフロッピーディスク、高精度PCR検査機など、いつの時代にも『日本人は日本製品は信頼するが、日本人の発明は信用しない』悪癖が習性としてあるので、アメリカ企業が先行発売することは、結果的に良かったことになるのカモ知れませんね。
さて、今回のRedWing-227系の写真は、全て高須駅周辺での撮影でした。
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理想の働き方、教えて!
あなたもスタンプをGETしよう今日は勤労感謝の日。
1年で1番最後の祝日ですね。
昨年までは12月23日が天皇誕生日でしたが、 明治天皇(文化の日 11月3日)や昭和天皇(昭和の日 4月29日)のように祝日にはならず、今年からは普通の日に戻りました。
勤労感謝の日は、元は新嘗祭と言う祝日だったため、11月23日は日本で1番歴史が古い休日です。
理想の働き方の質問から主旨から少し反れますが、カレンダー通りに休みが欲しいか、もしくは週休3日かねぇ・・・・。
さてさて、今年もあと38日ですし、頑張りますかぁ。
