こんにちは。
前回の続きです。
飯田線秘境駅号は天竜峡駅を発車します。
駅員のお見送りと、
地元の方が手を振ってくれました。
運転士、車掌が変わり、アナウンスが入ります。
秘境駅号リピーターの皆様、おかえりなさいませというアナウンスが特徴的です。
この後、縁起の良い秘境駅、千代駅と金野駅に停車するそうです。
天竜川が車窓から見えます。
ここから先は近くを並行して走っていくので天竜川はよく見えます。
天竜川のかなり上に橋が見えました。
これは三遠南信道の天竜峡大橋です。
三遠南信道は、中央道飯田山本インター〜浜松いなさインターの間を結ぶ予定の道路で、現在は部分開通となっています。
放送で、飯田線の最強のライバルといっていました笑
ちなみにこの天竜峡大橋、そらさんぽという施設が併設されていて、自動車道の下に歩道がついていて、歩いて渡ることができるのです。
すぐ近くの天竜峡パーキングエリアから入ることができるそうです。
まもなく千代駅に到着しました。
千代駅は秘境駅ランキング23位の駅です。
伊那田島駅より大幅に上ですね。
人家が駅前に1軒あるだけでまわりには何もありません。
秘境駅に特急型車両が止まっているのは違和感しかないのですが、リピーターだとなんら不思議には思わないんでしょうね笑
秘境駅感はこの人の数で感じません笑
駅到着前に駅名板に触ると長寿のご利益があるというアナウンスがあったので、皆さん駅名板に触れています笑
本数は両方向9〜10本あり、秘境駅にしてはそれなりに本数はあるように思うのですが、昼間は少ないですね。
駅まで道が1本道がつながってたあるのですが、狭い上に先は山道です、このあたりは秘境駅感満載ですね。
5分ほどの停車で発車します。
続いて、千代駅隣の金野駅に停車します。
金野駅は秘境駅ランキング7位と相当上位です。ついに1桁ですね。
人家は周囲になく、また駅につながる道が1本しかなく、それも県道からですらだいぶはなれています。
この駅も千代駅同様、駅名板に触ると金運が上がるそうです。
ほとんどの乗客がホームにおります。
この駅はホームから降りたところに少しスペースがあり、この角度で撮影ができます。
この先の線路です。
このあたりは山の中なのでカーブが続きます。
駅前には古びて錆びついた看板があります。
こういうのも秘境駅感を増幅させると思います。
待合室です。
ベンチ左に駅ノートがありました。
列車が遅れていて慌ただしく、この駅も5分程度で発車です。
天竜峡沿いを走っていきます。
この橋は長瀞(ながとろ)橋といい、県道の橋です。
緑の川面の天竜川と紅葉が同時に見られて、車窓に飽きることがありません。
ただトンネルがこのあたりはとにかく多く、景色のシャッターチャンスがなかなか難しいです。
門島駅では列車交換がありました。
列車は田本駅につきました。
田本駅は秘境駅ランキング6位で、金野駅よりもさらに1つ上です。
この駅では10分程度停車します。
乗客が降りて見学タイムです。
ホーム後方からはトンネルが2つ続いている光景を見ることができます。
飯田線の山間部はカーブが多いので、まっすぐ直線の部分がみえるのは珍しいと思います。
車掌が秘境駅号の看板をもっています。
記念撮影用ですね。
この駅の大きな特徴として、ホームが斜面下に作られています。
そのため圧迫感がすごいです笑
また、田本駅のもう1つの特徴として、駅を高台から見下ろすことができます。
撮影スポットとなっていて、アナウンスがあったので行列ができています。
高台にはスペースに限りがあるのと、階段が急なので係の人が案内をしていました。
高台まで上がってきました。
こんな感じで田本駅と秘境駅号を撮影することができます。
この写真が一番田本駅の秘境駅感がわかるかもしれませんね。
本当にまわりに何もないです笑
ちなみにこの高台こそが駅に続く唯一の道で、ここから奥に15分くらいいかないと車道に出られません。
つまり車では到達不可な駅なのです。
(Google mapより)
この通り、道がグーグルマップにもありません笑
車で来れない駅というのはそうそうないと思います。
田本駅は高台見学に行列ができた割にスムーズに時間通りに発車できました。
スタッフの捌きがよかったのでしょう。
田本駅の次の駅、温田駅で下り秘境駅号との交換がありました。
横断幕を掲げたり、
手を振ったりしてくれました。
ちなみに、上り下りどちらの乗客のほうが手をたくさん振っているか勝負ですというアナウンスがありました笑
温田駅は下り列車が運転停車し、上り列車は通過していきます。
今日はここまで。
次回をお楽しみに!