近江鉄道株式会社 普通手回り品切符 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

2020年8月に近江鉄道八日市駅で発行されました、「普通手回り品切符」です。

 

 

近江鉄道の料金270円時代の「普通手回り品切符」は、「鉄道用」と記載されていて航路に関する記載の無い切符でしたが、料金280円の券では何故か「鉄道 航路用」、「持込列車・船便」の航路に関する記載が復活しています。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

裏面の「ご案内」も、第2項に「航路」、「乗車船」、「連絡船」、第3項が「乗車船」、第4項が「下車船」となっていて、航路対応の記載方となっています。

 

古い時代に調製された「普通手回り品切符」が、幾度かの料金改訂を経て生き残っているのならばともかく、この切符は印刷された料金から近年に調製されたものと推察されますので、古い資料を参考にして調製してしまったのでしょうか?