元成田エクスプレス253系 長野電鉄2100系スノーモンキー乗車記Part1(1号車)

今年はコロナウイルスの影響で全く旅行ができていません

仕方がないことですが,早く今までのように旅行ができるようになってほしいものですね。

筆者も8月ごろまでは公共交通機関の利用は一切せず,家と研究室,最低限の買い物だけをして生活していました。

しかし,Go to トラベルキャンペーンも始まり旅行に行きたい気持ちが高まりましたが,さすがに県外へは行きたくないため身近な長野電鉄にひたすら乗る長電(長野電鉄の略称)乗りつぶしをしてきました!! 

今回はその中でも長電で活躍するJR東日本の元成田エクスプレス253系が長電に譲渡され運行されているスノーモンキーの乗車記になります!

 

長野で活躍!! 元成田エクスプレス253系 スノーモンキー乗車記 1号車編(長野 ⇔ 湯田中

長野電鉄(長電)とは?

長野電鉄善光寺のある長野からスキー場のある志賀高原の玄関口で湯田中温泉のある湯田中を約30kmを結ぶ鉄道です。

長電は30km程度の路線ですが,特急の設定,さらに長野~善光寺口の区間は地下を走るという少し珍しい路線です。

また,特急列車には元ロマンスカーや元成田エクスプレスの車両,普通列車にも元東急や元東京メトロの車両が使用されており,関東圏を走っていた車両の第2の活躍の場にもなっています。

長電の特急について

長電には「A特急」「B特急」という2種類の特急種別が用いられています。

A特急とB特急の違いは停車駅の数です。それぞれの停車駅は以下になります。

また,特急利用料金は距離に関係なく100円ということで気軽に利用することができ,非常に使い勝手がよさそうです。

 

  A特急:長野-権堂-須坂-小布施-信州中野-湯田中

  B特急:長野-市役所前-権堂-本郷-信濃吉田-朝陽-須坂-小布施-信州中野-湯田中

 

使用車両は元成田エクスプレスを利用した「スノーモンキー」と元ロマンスカーを利用した「ゆけむり」の2種類があります。

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スノーモンキー」に使用される元成田エクスプレスの2100系

 

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 「ゆけむり」に使用される元ロマンスカーの1000系

 

長電の時刻表には「A特急 ゆけむり」「A特急 スノーモンキー」「B特急 ゆけむり」「B特急 スノーモンキー」のような記載がされていたり,単にA特急,B特急と記載されていました。

いざ!!スノーモンキーに乗車!!

今回は特急にも追加料金なしで乗ることができる1日フリー乗車券を利用したため,複数回スノーモンキー車両に乗ることができました。

1日乗車券は大人2,070円なので長野~湯田中を往復利用する場合には元がとれます!!

さらに特急にも乗れるのでさらにお得だと思います。

切符は折りたたんで財布にもいれることができるサイズでした。

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今回利用した1日フリー乗車券

 

長電には2編成の2100系が在籍しており,1編成は成田エクスプレスと同じ塗装,もう1編成は白を基調とした長電オリジナルデザインとなっています。

今回乗車したスノーモンキー2100系はオリジナルデザインの編成でした。

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 オリジナル塗装の2100系。前面は「NER」と「スノーモンキー」のロゴがありました。

 

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側面には「SNOW MONKEY」の大きなロゴがありました。

また,1号車の行先表示は「特急 長野」とA特急,B特急の区別はなく,非常にシンプルでした。

 

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3号車の行先表示は「B特急 長野」と「スノーモンキー」の表示だったため,号車によって表示に違いがあるようでした。

 

スノーモンキーの座席(1号車)

スノーモンキーの座席は基本的には成田エクスプレス時代とほぼ変わりません。

スノーモンキーには特急料金100円で乗れる座席と1,000円で利用可能な個室席があります。この個室席は成田エクスプレス時代のグリーン個室で1室しかありませんが,グループで旅行する際には非常に使い勝手がよいと思います。

スノーモンキーの一般席については1号車と2・3号車でデザインが異なります。

そこで,今回は1号車の座席に乗車した内容について書いていきます!!!

 

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1号車の座席。2+2列の座席でヘッドカバーが赤なのが特徴的です。

 

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1号車の座席はリクライニングを利用することが可能です。

 

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座席には背面テーブルがと網ポケットが設置されています。

さらに足元も元特急列車ということで窮屈な感じはなく,足を伸ばすことができるくらいのスペースがありました。

 

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座席の背面には「小布施堂 朱雀」のお知らせが書いてありました。

朱雀も今年はコロナの影響で今までとは異なった方法で提供されているようでした。

 

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背面テーブルはJRの新幹線,特急同様のサイズで500mlペットボトルを置くことができ,さらに弁当などもおくことが出来るサイズでした。

 

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窓のスペースに飲み物を置くとカーテンは閉めることはできませんでした。

しかし,カーテンを閉めないのであれば,窓のスペースにも飲み物を置くことは可能です。

 

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座席上の荷物スペースも新幹線などに設置されているものと同じくらいのサイズでした。

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元空港アクセス特急成田エクスプレスということもあり,車両の端部には大きな荷物も置くことができる荷物スペースがありました。

 

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長野駅でのスノーモンキー

長野電鉄長野駅はJR長野駅の地下にあるので乗り換える際には注意が必要です。

 

2・3号車の座席についてはまた,後日に書きたいと思います!!

 

まとめ

長野電鉄には「A特急」「B特急」があり,特急用車両「スノーモンキー」「ゆけむり」がある。

スノーモンキーには元成田エクスプレス253系が使用されている。

1号車の座席は背面テーブルと網ポケットが設置され,リクライニング可能

 

最後に

今年(2020年)は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で今までの日常生活とは異なる新しい生活になってきています。

そのため,筆者もマスクの着用やソーシャルディスタンスの徹底など感染対策を十分に行った上で,今回の旅行を実施しました。

今後の旅行も十分な感染対策を行った上で旅行を実施していきたいと思います。