こんにちは。
今日はED75機番シリーズ 節目の第100回後編 あまりやらないゴロ合わせ(笑)の100号機です。後編では2000年以降の写真をUpします。
100号機は1999年9月に土崎全検を受け、シロガマ化は免れたもののだいぶ雰囲気が変わります。塗装の赤色が明るくなり、黒Hゴム、グレーパンタ、緑色碍子化されています。ほぼ同時、2000年には機関区移転で[長]→[仙貨]の区名札が入るようになります。写真は雪の中を流していました。この撮り方．．重連の前ソがシロかった ということでしょうねー(笑)。
2000/03 東北本線（特記以外以下同様） 苫米地－北高岩 3061レ
車扱貨物を牽き連れて六原に到着した100号機、自身が貨車の入換を行います。この光景も懐かしいな～。この駅止まりのワムハチなどを置いて転線し、奥にチラリと見えるタンク車に連結されて更に北を目指す運用でした。下り方、貫通扉の保護枠取付のための突起は、全検後もナシのままでした。付ける意味も無かったでしょうけどね。
2000/07 六原駅 5671レ
列車と紅葉同時にピン出そうと絞ってスローシャッターを切った写真です。ヘッドライトが目立ち過ぎでヒサシの存在感が薄れちゃってます。
2000/10 小繋－小鳥谷 3065レ
何度か出て来ていますが、好みのアングルです。西日に鈍く輝くのが古豪の証、ヒサシ付きの特徴であるカバー無しの床下機器もこの光線で存在感を増します。
2001/01 白坂－豊原 4086レ
重連で高速貨物を牽引して黒磯に到着した姿です。この撮り方、また前がシロガマだったんでしょうねー。雨模様だったので明るいうちに黒磯へ行って撮影したんだと思います。
（平成）”11-9 土崎工”の検査表記が読み取れます。
2001/06 黒磯駅 3088レ
再び流し撮り、この角度もヒサシの存在が際立ちます。
2005/01 北白川－東白石 4086レ
重連高速貨物がトンネルから飛び出して来ます。雪がベットリで機番が読めませんが、ヒサシ付きで100番台の”１”が垣間見れますので唯一の3桁ヒサシ付き、100号機とわかります。
2005/02 豊原－白坂 4081レ
磐西に入る姿も見られました。青いワムハチ．．地震で上越線が不通になったための迂回臨貨だったと思います。この場所では同業者多数だった記憶があります。
2005/03 磐越西線 中山宿－沼上(信) 9281レ
同じ列車を会津磐梯山を望むこの場所で．．ここは一人落ち着いて撮影できたと思います。
2005/03 更科(信)－磐梯町 9281レ
上の写真の翌日、返しの臨貨です。黒磯から郡山経由会津若松まで牽引し、翌日逆行程で帰って来る運用だったと記憶しています。単線区間ですがこの写真は磐西ではなく東北本線です。上り方は貫通扉のツララ保護枠突起が残っていました。
2005/03 白坂－豊原 9572レ
朝の雲の表情を使ってシルエット気味に．．ヒサシとKE77開放栓ケーブルの存在が目立ちます。
2005/11 白坂駅付近 5173レ
朝早い重連タンク貨物運用、いい光線でした。スカートのエッジが丸みをおびているのもヒサシ付きED75の特徴です。
2006/07 豊原－白坂 1071レ
得意の重単後追い、このアングルも好みでよく狙いました。尾灯がイイ感じなんですよねー。
2006/07 白坂－豊原 単1070レ
これもMy定番アングル、バケペン（PENTAX67）を振り回して流し気味の撮影をしていました。ケーブル装着のKE77開放栓受（ボディーの赤いジャンパ栓）、及びKE77本体（１段下、グレーのジャンパ栓）が”開”の様子がよく分かります。
2006/07 豊原－白坂 5173レ
タンク車が連なる車扱を牽引する100号機、これが最後の撮影になりました。
2006/08 黒田原－豊原 5179レ
約1年後 2007年に廃車になっています。
後半は車扱が多かったですが、貨物列車牽引に活躍する姿を多く見られた機関車でした。
100回目を数えたED75機番シリーズですが、ゴールは全171両ですから171回、まだ6合目に到達していません。100号機は200コマ近い写真が出て来ました。全部では無いですが、記事にUpしたのよりかなり多くの枚数の写真Scan→デジタル化をかけています。撮影が少なかった機番もありますが大抵はこんな感じです。まだ先は長いですが、ゆっくりやって行きたいと思います。今後ともお付き合いいただければ幸いです。
機番表です。白抜きの機番はUp済です。サイドメニューのテーマ”ED75機番シリーズ”をクリックいただくとこれまでの記事が一覧表示されます。
以上ED75 100 機番シリーズ第100回後編 最後までご覧いただきありがとうございました。
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