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デビュー時の輝きを取り戻したメルヘン!!
完全ロゴなしでの運行も試運転以来

10月下旬頃、機器トラブルの為、205系武蔵野線M64編成が暫定8連化されました。また、それに前後して若干の組成変更が実施されています。しかし、機器トラブルは数日で解消したため、すぐに12連に戻っています。そのため当方も撮影しておりません・・・。なお、この12連復帰と同時に、前面の再塗装が実施されています。色のりの悪い武蔵野線編成の再塗装とロゴ更新が急ピッチで進んでいます(年度末の予算消化でしょうか?)が、メルヘン車では11月中旬現在でもM64編成が唯一の存在となっています。

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ロゴの欠落跡も消え良かったですね

M64編成が最初の化粧直し対象に上がったのは、やはり欠落していたロゴの存在が大きいでしょう。ロゴが運用中に欠落する、いわゆるトホホ編成が後を絶たない武蔵野編成にあって、メルヘン顔は非常に優秀で、欠落したのはM64編成の片側のみ。最近になって新ロゴ準備のため、M35が、若干破損していたためにロゴが故意に撤去されるという事例もありましたが。なお、そちらは1か月弱経ってもそのまま放置が続いており、 化粧直しは実施されていません(12連復帰時に行うのかな?)。ちなみにメルヘン車におけるロゴ更新は未だに実績がありません。せっかく塗り直したM64でも設置が見送られているところを見ると、ステッカーの在庫切れの可能性もありますね。ステッカー在庫が完全にないのならば、武蔵野第12陣の試運転にも期待できるでしょうか??(笑)

とにかく、現地化改造時の材質の問題から劣化の酷い武蔵野編成の塗装が、全検(P48)出場時と同じ塗料で綺麗に塗り直されるのは素晴らしいことです。赤色面積が少ないメルヘン顔なだけあって、毎日見ているとそこまで色の退色は気にならないと言えば気にならないのですが、比較してみると全然違いますね。トホホ顔になってしまったM35も早く再塗装してもらいたいですね~。いや、どうせ再塗装するなら、1本くらい新塗装にならないでしょうか。

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後続でやってきたM65
冒頭画像と比較してみてください

赤色がもはや朱色に、黄色も輝きがなくなり彩度が落ちてしまう武蔵野編成の塗料。デビュー時の写真を見返してみると、初めからこんな色であったわけではなく、この半年~1年の間に急速に退色が進んでいることがわかります。一体どんな安い塗料を使っているのか・・・と不思議に思いますが、逆に前面が灰色と言う、これまでのカラーから一変して、地味な塗装になったのも、太陽光による劣化を防ぐためという目論みもあるのかもしれません。ならば、塗装しなければいいのではと思うかもしれませんが、様々な飛来物と衝突する可能性がある前面は、P48入場毎にパテ盛りで傷や凹みを直すという事情もあります(KAI時代、年を重ねるごとに都営車や東急車が太帯になっていったのはこれが大きいでしょう)ので、無塗装という選択肢はなかったのではと思います。

12連復帰後の新組成は以下の通り
◆M64編成(MM’398位置変更):204-148, 204-403, 205-403, 204-398, 205-398, 204-402, 205-402, 205-147+204-147, 204-401, 205-401, 205-148

暫定8連化時に欠車していたのはMM'398及びクハ205/204-147で、そのまま挿入せずに、MM'398が8両側に移動しました。MGのないMM'402の位置が気になります。

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