尾道の渡船&郵便局(加筆・画像追加) | ハンター湘南の旅ブログ

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(デジカメ画像掲載)
 
福山に到着したが、当初予定の旧福山競馬場跡地へのウォーキングは取り止め、1時間あまりは昼食&充電に徹した
 
駅前広場は整備され、バス乗り場の並びが変わり、歩行者とバスの動線が分離され、安全になっていた。
10年近く前だったか、福山駅前停車中のバスの前をたまたま下校生が横切って、マイクを切り忘れた30代ぐらいの運転手さんがバス車内中に「かわいいなあ~」と放送して、みんなが失笑。同感だったけど。
 
東武特急の看板が目立った商業ビルは撤去されて工事中
 
 
福山市はバラの街
 
「福山通運」率の高い貨物列車
さすが、地元!
 
普通列車で、尾道へ移動、14:13着
 

尾道城は消えたが、あれは歴史的価値のないお遊び的な偽物だから、無くなって当然
 
着いてすぐに、階段を上って
 
 
土堂小学校へ
幸い、まだ授業中だったので、警備員等はおらず、校門を拝めた。
 
大変歴史のある学校で、校舎の古さが周囲の風景にマッチしていた。
 
同校は写真部の活動が活発で、ネットでも写真を多く公開。
周囲が映画のセットのような町並みで撮影題材が豊富なせいもあろう。
 
 
 
学校のすぐ下は撮り鉄スポットで、少し時間調整
 
 
下校が始まったが、この昔懐かしいような光景は今年度いっぱいだ。
最近、廃校になることを知ってショックだ。
(追記、統合計画は一旦延期になりましたが、現校舎が使われるのは今年度いっぱいとのことでした)
 
懐かしい映画の舞台のようなこの階段での夏の制服姿は、暖かい今週いっぱいで二度と見られなくなるのだろうか?
 
 
街中のあちこちには、廃校に反対する垂れ幕や張り紙が見られた。
 
何らかの形で校舎を残して下さい!
 
 
さて、予定より15分遅れで、尾道渡船(兼吉渡船)で、対岸の向島へ渡ってみた。
 
運賃は今なお100円、自転車はプラス10円だそうだ。
 
かつては9路線が競う尾道水道だったが、橋がかかり、最近無料化されたりで、3路線まで激減してしまった。
 
 
数分の船旅で、船室はない
 
向島に着いて、郵便局へ行ったら、尾道市内の郵便局案内のリーフレットを頂戴し、こちらにもスタンプを押して集められるキャンペーンで、素晴らしい。
 
急ぎ足で、ギリギリ16時まで島内の3局を稼げた。
 
港から近い、私立尾道高校(右側)
 
 
 
本土への帰りは、向島運航
尾道駅に最も桟橋が近く、JR利用者の徒歩利用が多い路線。
 
船賃は100円
 
島にある私立尾道高校の貴重な足でもある。
 
尾道高校は、廃校になった県立尾道工業高校の校舎の場所に移転してきて、船会社にとっては「渡りに船」だった。
 
生徒の減少に悩む地方の一私学としては異例ながら、ずっと古風な制服のままで、尾道の船や海峡の風景にマッチしていたが、先日HPを見たら、間もなく今風のに変わってしまうと知り、土堂小学校の件とともにショックは隠せない。
あと1~2年で古き良き光景がまたひとつ消える。
 
航路は福本渡船と交差している
 
今回は時間の関係で福本渡船へ乗れなくて残念
尾道駅前の桟橋に到着
島への下校高校生が大勢乗って、すぐに折り返し出航
 
船が日常生活に溶け込んでいる光景に、背筋がゾクゾクしてきた気がする。
 
浦賀の渡し船なんか、完全に観光路線になってしまってるし、憧れるなあ
船の通学。
 
 
 
さて、名残惜しく、駅へ。
 
16:33発の下りに乗車し、
次の糸崎で乗り継ぐ
2分乗り継ぎのため急いだが、今年3月改正のJTB時刻表によると16:43発なのだが、16:50発に変わっていた。
 
最新型の227系に初めて乗車。
広島都市圏に入ったのを実感
 
さすがに西日本でも17時過ぎまで景色を楽しむのは困難だった。
 
広島から先は、もろに夕方のラッシュのピーク
 
 
地元の方々に迷惑をかけないよう、新幹線に計画変更して、こだまで徳山へ
すっかり影が薄くなった「ひかりレールスター」の車両が、こだまとして余生を送っていた。
 
コンセントはなく、3%まで減ったが、徳山駅(新幹線コンコース)には充電コーナーがあって良かった!
 
今日は徳山泊
Wifi ない…
夜のコンビナート見えない…