JR東海発足後3番目に登場したオリジナル車両こと311系。前の211系、213系にも通じるFRP製のお顔も特徴的ですね。4両固定編成に3ドア、クロスシート仕様は新快速用としてデビュー。今は死語になった近郊型はその後シングルパンタやバリアフリーの工事を施されていますね。

 

 弟分の313系の増備に伴い主に普通運用が主体となりましたが、土日と休日には8両編成の「特別快速」は最期の晴れ舞台として運用されていますね。そんな311系、先日は足回りがグレー塗装も光るJR東海オリジナル仕様編成が駆け抜けていきました。また久しぶりに元祖であるG1編成にも遭遇。こちらは1989年製でしょうから、30年強のキャリア。

 

 来年度からは新星315系投入で、いよいよ職場から離れる日も見えてきたのかもしれません。そんなJR東海の通勤車両の歴史を造り、313系315系へと続く系統の兄的存在は311系からです。