中生

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コロナがまた猛威を振るってますなぁ。大阪も連日200人越えが続いたりしてます。そんなときにこんなことを書くのはどうかと思うが書かせてもらおう。

先日の話。会社の同僚H野君と仕事の後に軽く飲みに行った。僕の方が早く終わったので梅田に向けて歩いていた。しかし思いのほかH野君が早く終わったので梅田ではなく野田で飲むことになった。

 

野田の駅に来いというので方向転換をして野田へと向かう。

電車に乗っていると「野田というところは何にもないところだなぁ」と思うんだが電車を降りてみると高架沿いに飲み屋が並ぶ。電車からは見えない景色である。

 

野田の駅でH野君と合流。奴とはちょいちょい飲みに行っているのだが最近はゴトーさんことGO TO EAT(誰もゴトーさんなんて言ってないか・・・)ばかりである。つーかGO TO EAT以外で飲みに行くのがアホらしい。そういう制度があるんだから使わせてもらう。貧しいからね。で、場所はどこじゃと聞くと「野田阪神」とか言う。「おいお前、野田じゃないんかい!?」と突っ込むと「え?野田と野田阪神って違うの???」とか言う。おいおいマジか。

H君は生粋の大阪人である。ただし市内ではなく高槻の人間だ。それはそれとして大阪人のくせに大阪のことを結構知らない。なんなら僕の方が詳しい。前にミナミに飲みに行った時も全然街をわかっていなかった。「大阪の子って高校生くらいの時はアメ村とか三角公園とか行くんちゃうんかい?」と聞くと「いや~難波とか南の方ってなんかやんちゃやから怖い。敷居が高いから行かん。」とかゆーとった。まぁこのH野君、高校は京都だったし大学は滋賀だった。大阪よりも京都派だったのかもしれん。

 

で、野田阪神へと歩いていく。遠いのかと思ったら結構近かった。関西人でなければ「ん?野田阪神じゃなくて阪神野田じゃないの?」っていうかもしれん。はい、その通り。ここは阪神野田駅。野田阪神というのはこの阪神野田駅の下にある地下鉄千日前線の駅名である。JRの野田と阪神の野田は離れており地下鉄の駅名を単純に「野田」としてしまうとややこしいことになるからだろう。ただなんか知らんけど「阪神の野田」とは言わずこの辺を示す場合には「野田阪神」っていう。理由は知らん。そういうことになっている。ちなみにJRの野田駅のところにある千日前線の駅は「野田JR」・・・というのはウソで「玉川」。東京でいうと田町と三田みたいな関係である。

しかしこっちの野田駅の周りはシュッとしとるな。JRの方はなんか古臭い。昭和臭がひどい。まぁ野田に限らず環状線の駅の周りって古臭いところばっかりだ。

 

で、予約したのはこの店。我々が飲む店なんてこの価格帯のところばかりである。

はじめてくるんだが鶏の店のようだ。

 

中に入りメニューを見ると「おぉぉぉぉ~!!!」

 

生中じゃなくて中生って書いてある!おぉ~大学時代に東京で見た以来の中生の文字である。いや~夢じゃなかったんだな。やっぱり中生という言葉はあったのだ。しかしひとしきり感動した後注文したのはハイボール。びんぼっちゃまだからな。落ちぶれてすまん・・・。

 

で、ハイボール、唐揚げ、モッツアレラトマト、牛ハツで打ち止め。なるべく2000円で止めるためにほんとに軽く飲んだ。で、2000ポイント使ってお会計は400円ほど。財布にやさしいのはいいんだがお通しのキャベツが2人で600円。いや~これで利益を取ってるんだろうが600円あったらキャベツ何玉買えるだろうか???あと最近馬刺し以外の生肉が食べられなくなったよね。昔は牛刺しとか鳥刺しとかあったと思うんだが例の生レバー事件で絶滅したように思える。ここの牛ハツも低温調理。僕は鳥刺しが大好きでね。あれをごま油で食べるのが最高だったんだがあの事件以来熱を通していないほんとの生の鳥刺しには出会えていない。ほんと残念。「何があっても自己責任」という一筆を書くから生で食わしてもらいたい。

さてこの日も2人で2000ポイントゲットした。お次は無限くらでもやってやろうかね。