JR西日本の高槻駅ホームドア「ロープ」「引き戸」「二重引き戸」3種類に



JR西日本は11月13日、高槻駅(大阪府)の東海道本線(JR京都線)ホームと広島駅の山陽新幹線ホームにホームドアを設置すると発表した。高槻駅のホームドアは3種類になる。

高槻駅に設置される二重引き戸タイプのホームドア(写真はJR総持寺駅)。【撮影:草町義和】

高槻駅は11月27日から、おもに大阪方面への普通列車が発着する4番線ホームのホームドアの使用を開始する。高さは約1.35m、長さは140m。開口幅を拡大した二重引き戸を採用し、最大開口幅は約3.3mになる。

高槻駅は2016年、新設した1・6番線ホームにロープが昇降するタイプのホームドアを設置。2019年には2・5番ホームに扉が横に開く引き戸タイプのホームドアが設置された。今回の4番線ホームドアの設置で、同駅はロープ式・引き戸式・二重引き戸式の3種類のホームがそろう。残る3番線のホームドアは二重引き戸式で2021年には設置される予定だ。

高槻駅のロープ式ホームドア。【撮影:草町義和】

広島駅は山陽新幹線の11番線ホーム(博多方面)に設置。高さ約1.35m、長さ約400mで、最大開口幅は約5.7m(開閉ストローク)になる。12月1日の始発列車から使用開始する予定。今後14番線ホームも2021年に設置される見込みだ。