Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

四国のような#24

 それでは、今回は関東鉄道常総線水海道車両基地イベント、最終回をお届けします。

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 写真は、キハ317の、扇風機(写真)。元は非冷房で落成しているので、唯一の暑さ対策、これも無ければ大変です。中央には、しっかり「JNR」のロゴも入っています。正に国鉄形車両です。

 キハ35系は、通勤形気動車で、全ロングシート、中長距離には難がありましたが、中程度に都会な非電化通勤路線にはうってつけの形式で、交流電化しか選択肢のない関東鉄道にも、丁度良い形式のようです。国鉄オリジナルのままのキハ30やキハ35は既に引退しましたが、車体更新車はもう少し生き延びそうです。

 今でこそ予讃線も電化されましたが、瀬戸大橋が開業するまでの四国は気動車王国、SLは早期に引退し、DLもDF50とDE10のみでDD51は入線せず、その意味では今の関東鉄道も同じです。関東鉄道も直流電化ができれば様子も変わっていたでしょうが、地磁気研究所が原因でまず無理なので、当面はエコ気動車の導入のみなのでしょう。辛いところです。

 それでは、次回をお楽しみに。