の続き。
東北旅行4日目の朝。
もう泊まることはないだろうと思っていた釜石に、
日程の関係で仕方なく宿泊した理由がこちら。
SL銀河!!!
はわわ……もうかっこいい……
あああああかっこいい……!!!
ホームからは、駅員さん?地元の有志??の方が大漁旗を振って見送ってくれた。
10:58、SL銀河は釜石駅を出発。
この日のSL銀河の車内。
天候もあいまってすごい煙。もくもく。
この日はコロナの影響もあり、一人で4人掛けのボックス席を利用している人がいる一方、
私が予約したボックス席は、お隣にお爺ちゃん、向かいの2人掛けの席には親子4人連れという
通常運転でもなかなか遭遇しない密具合。
3,4歳に見えるちびちゃんは、ママの膝の上で大人しくしているはずもなく大暴れ。
幼児の足バタバタ攻撃!
向かいに座っていたすみこは膝に35のダメージを受けた!!
新幹線や特急列車のリクライニング席ならともかく、
向かいに別の客も座るボックス席。
その2人座席を親子4人で予約するという、
ちょっと非常識な親子から物理的攻撃を受けてフリースペースへ避難。
ここで車掌さんに事情を説明し、空いている席に移動できないか相談。
車掌さんが確認に行っている間に、車内のカウンターでSL銀河グッズを購入。
記念スタンプもぺたぺた。
ちなみにこの時間を過ごしたフリースペースは、
特に眺望に優れているわけではなかったので人は少なく、
私のように、居心地の悪い座席を割り当てられた人が過ごす避難所になっているようだった。
この日の服装。
SLに乗る時は、汚れてもいい、洗濯機でお洗濯できる服を着るようにしているのだけれど、
それと、足蹴にされるのは別なわけで。
着ていたのが安くて汚れの目立ちにくい服でよかった。
ピンクハウスとか着ていたら。
指定席料金なんて微々たるものと思えるクリーニング代を請求しなくてはいけないところだった。
しばらくして戻ってきた若い車掌さん。
「あーーーあの席、あれはダメですね。ルールとしては一応OKなんすけど、常識的にナイ感じっすね」
とのことで、空いている席に案内してくれた。
「ここなら終点まで予約入ってないんで。あっ、でもあの家族は遠野で降りるみたいっすよ」
ということで、遠野駅。
ここでSLが給水と石炭ごはんをもぐもぐするとのことで、長時間の停車時間が設けられた。
ほとんどの乗客が一旦下車したため、車内はガラガラに。
車内の写真を撮るならこのタイミング。
一通り列車内を撮影して、それでも時間があったので外に出てみた。
到着時の人だかりはすっかり解消されていたようだった。
跨線橋から眺める、抹茶ミルクの並び。
遠野駅の改札をくぐり、駅舎内。
明るくて綺麗。お花が飾られているので、最近できた駅なのかな?
遠野駅・外観。
駅前通り。
駅前に何もなさそうに見える遠野駅。
その中で、唯一目を引くのがこの建物。
なんか、やぐら的なところに、なんかいる…?
なんかいる……!!
天狗が守護する建物は、観光案内所兼おみやげ屋さん。
かっぱグッズがたくさん並んでいた。
どぶろくが気になって、「SL銀河」コラボのどぶろくを購入。
観光案内所には小さなカフェも併設されていた。
列車の待ち合わせ時間をつぶすのに、ちょうどいい施設。
SLの発車時刻が近づいてきたので駅に戻り、再び「SL銀河」に乗車。
さきほどの座席からは親子連れはいなくなっており、
若い女の子が一人と、旦那さんと並んだ席がとれなかったというご婦人が座ってらっしゃった。
乗客の男女比は圧倒的に男性が多い車内において、ここだけ女子会。
車窓の景色を撮影したり、国内旅行トークに花を咲かせるなどして、
束の間の、初対面同士の女子会を楽しんだ。
宮守駅。
ここで、空席ができたとのことで、ご婦人は旦那さんと座席を移って行かれた。
機関士さんに寄っていくと、SL銀河のクリップがもらえた。
基本は子供がもらえるものらしいのだけれど、
この日は数が余っていたようで、大人でももらうことができた。
めも:SL銀河の客車の窓は、女子2人の腕力では開閉が難しかった。
「せぇのっ!」で上げ下げしようとしても動かなくて、
何人かのお父さんたちに助けていただいた。ありがたい限り。
車窓の景色に民家が増えてくると、終点はもうすぐそこ。
15:19、終点の花巻駅に到着。
次回へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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