「etSETOra」を山口県内で見る | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(小瀬川を越え山口県内に入る「etSETOra」)

 

「etSETOra」といえば,2020/10/3に運行を開始した,広島→呉→尾道→西条→宮島口を結ぶ,「瀬戸内マリンビュー」を再改造した広島県の観光列車です.記事タイトルから疑問に感じられる方もいらっしゃいますが,Wikipedia「etSETOra」の中には次の一文があります.

  • 終着駅の宮島口駅は折返設備がない為、平日運転は大野浦駅まで、休日運転は南岩国駅まで回送後広島車両所まで回送される。

つまりは,休日には「etSETOra」の車両が山口県にやってくることになります.確証もありました(動画)ので,筆者も見に行くことにしました.当然ですが,時間は「etSETOra」の宮島口到着後になります.下りの「WEST EXPRESS 銀河」と同時に狙えるタイミングですが,この時期ではちょっと厳しいです.

南岩国駅にて

南岩国駅では,ホームに面した待避線で折り返すことができます.休日の場合,大野浦駅には快速と接続する列車が置かれていること,大竹駅では折り返すことはできてもホームに面していないこと,岩国駅の線路では長居できないことからこのようになった者と思われます.

なお,南岩国駅は現在新駅舎の工事中で,2021年10月ごろに完成予定です.

当然ですが,利用者の目を引く存在になっていました.

列車1本を先に出してから回送されます.

結構な停車時間があったため,この際に車体細部を撮影していくことにします.

キロ47 7001の前頭部です.「瀬戸内マリンビュー」と比べるとのっぺりした印象を受けます.「D-TAS」の搭載はありません.

キロ47 7002です.窓が黒くなっている部分は業務用室です.

「etSETOra」のサボです.

「etSETOra」のロゴです.

車内も少し見ることができました.

屋根上です.新駅舎完成後は見れなくなるアングルです.

細かい部分を拾っておきます.

 

この「etSETOra」,諸事情もあり難しいとは思いますが,岩国市も広島周辺の観光地(そしてJRとしては望みませんが,岩国錦帯橋空港連絡)として,清流新岩国駅は無理だとしても,岩徳線の西岩国駅まで運行しても良いのではと思います.西岩国駅の方が錦帯橋・岩国城・本来の岩国中心部に近く,一時期「岩国駅」(現「岩国駅」は「麻里布駅」)を名乗っていたほどです.

 

※小瀬川のポイントは,和木駅から歩いていける距離です.

 

動画

 

 

11/17に追加しました.