八木駅 ~いやしの木喰仏 清源寺のある駅~
八木駅は、1899年(明治32年)8月に京都鉄道の嵯峨-園部間の開通時に開業した駅です。
1907年(明治40年)に京都鉄道の国有化により国有鉄道京都線の駅となり、その後京都線が山陰本線に編入され、現在はJR西日本山陰本線の駅です。
駅スタンプに描かれているのは、八木駅から車で10分ほどのところにある清源寺の木喰仏です。
木喰仏とは、木喰(もくじき)上人五行明満が彫った仏像で、清源寺では22体の貴重な木喰仏を拝観することができます。
木喰上人の彫った仏像は、独特の笑みを持つことから微笑仏と呼ばれていますが、駅スタンプに描かれている微笑仏は、何とも楽しそうな表情です。
私が八木駅を訪ねた時、仮駅舎での営業でした。
以前は、正面に特徴的な円い窓を持つ歴史を感じさせる木造駅舎でしたが、バリアフリー化や利便性向上のため橋上駅舎に建替えられることになり、今年惜しまれながら木造駅舎は解体されてしまいました。
新駅舎の工事は着々と進んでおり、2021年春には新駅舎の使用が開始される予定です。
上りホームと下りホームをつなぐ古い跨線橋も、橋上駅舎が完成すると解体される運命にあります。
跨線橋の登り口にかかる案内看板がレトロで、何となく懐かしくさえ感じられました。
このスタンプは2020年11月14日に押印しました。
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