祝! KATO 731系 & キハ201系 入線! | キハでGo!

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こんばんは、今日も一日、改正で過ごしやすい日でしたw

大相撲の7日目に入り、昨日、頑張ってほしいとエールを送った琴奨菊が休場し、引退を表明したとのことで最年長の関取が長年の大相撲生活にピリオドを打たれました。もう少し頑張れるのではと気合を入れていたようですが、これはこれで見事な引き際ではないでしょうか。VTRの琴バウワーが印象的でした。

今日の解説は元豪栄道の武隈親方でした。やや固さは感じられるのですが、わかりやすい解説であり、最近の親方は荒磯親方を筆頭に現役は口数が少ない方ほど解説がうまいのではと思ってしまいました。

そして放送中に決まりてランキングなるものがありましたが、昭和55年から記録を取っているとは・・・見ていると押し出しが多くなってきているように感じられました。技より力といった感じですねw

 

さて本題に・・・

二つの箱に分けて先月下旬にやってきました。

中身はKATOの731系「いしかりライナー」とキハ201系「ニセコライナー」です。同じジョーシンですが、片方はWebでもう片方はYahooショッピングになります。ポイント残やら付与ポイントの都合で同じジョーシンですが、注文先が別ですw

ケースはKATO小ケースとなっています。

 

それぞれ3両1編成となっています。

説明書は近年のKATOに多い、共通説明書、共通ステッカーとなっています。個人的には無駄を省くことで経費を削減し、今後も色々な製品を出してもらえると思うと、賛成ですw(それにステッカーも共通なので、両セットだとスペアが付いていることになるので、失敗も怖くありません(笑))

 

早速、車両を見ていきますが、まずは正面からです。デザインは全く同じで正面からの見分け方は窓下のラインの色です。左の赤い方が731系(電車)で右の青い方がキハ201系(気動車)です。

この両者は並行して開発されており、用途も731系は711系の入れ替え用で、キハ201系は非電化区間での仕様と、電化区間での731系との併結運転を目的に開発されているため、見た目が同じとなっています。また同じにすることで開発費用の軽減も図っていたようです。

お次は編成写真です。編成は3両なので短いと思われますが、21m級の車両でキハ40と同じ長さなのですが、なぜかキハ40の3両よりも編成が長く感じてしまいますw

 

側面をみてもラインが無ければ先頭車は床下を除くとどちらが電車か気動車かはわかりませんw中間車両はパンタグラフがあるので、一目瞭然ですがw

この両者は1996年に制作されており、色々な技術を盛り込んでいます。今までは極寒地仕様の車両は両端の扉にデッキを作って室内保温をしていましたが、こちらは中央にも扉をつけ、扉上部と左右にエアカーテンをつけることでデッキを省くことに成功しています。また最大の特徴は併結時にどちらの動力も同時に使用できるようにモーターとディーゼルエンジンの協調運転ができるようになっており、現在でも電化区間で両者が協調運転で運用されています。(本数は減っていますが・・・)

なので実車の動画を見るとモーター加速音の後にディーゼルの音が聞こえるという何とも不思議な体験ができます。

 

中間車両での比較ですが、妻面を見るとパンタグラフ以外にも特徴があり、それが右の車両に見られるディーゼルエンジン用の排煙管です。まさに気動車の証!!(まぁキハ40のように車体に内蔵されているものもありますがwその場合は屋根に排煙管の穴が開いているのですがw)

そして屋根上もエアコン機器に差があり、キハ201系の方が大きなエアコンとなっています。おそらく床下はディーゼルエンジンでスペースがないので、屋根に全部載せていると思われますw

 

お座敷レイアウトで走行させました。両方とも静かに走行しており、ヘッド、テールライトもLEDできれいに光っています。

この車両はヘッドライトが窓下でテールライトが窓の上になっています。

 

そしてこの両セットを買うことでできるのが731系とキハ201系の併結運転!

731系の幌が付いた先頭車とキハ201系の幌が無い先頭車で連結します。(両方幌付きだと連結できません)

連結にはカプラーについている連結器カバー(小さなプラパーツ)を外して後は中間車両と同じように連結します。

2枚目の手前の線路に置いてますが、この連結器カバー・・・・とても小さく、気と付けないと失くしてしまいそうです。そして失くしてもスペアが付いていないので、本当に心配です(笑) いつか日本橋に行ったときに見つけて買っておこうと思いますw

連結した先頭車は形が同じなのでほとんど違和感が感じられませんw

 

編成は一気に倍となり、普通の電車並みの長さになりました。

遠めなのでわかりにくいのですが、片方の3両にはパンタグラフがあるので、編成そのものを見ていると、やっぱり特別な感じがしますw

本来であれば走行動画をアップしたいのですが、急S字カーブのあるキハすきすき線区では先頭車連結面がKATOのカプラーでは脱線してしまうので、動画はありませんw(S字部分に186mmストレートを入れればいいのですが、面倒なのでw)

キハ40の2連は問題なく通過できるので、やはりカプラーはTOMIXのTNカプラーが優秀なようです・・・・

ほんと・・・カプラーを統一してほしいですわw

 

後は札幌でも見られる風景として731系、キハ201系にキハ40を添えてみましたw

新旧がはっきりとしたデザインですが、やはり私としてはキハ40の方が好きですw

今回は以前から気になっていたキハ201系でヤフオクなどではプレ値化していたことで入手できませんでしたが、今回はリニューアル(幌と床下機器の更新後)再版されたので、買っておきましたw

正直、この武骨感あふれる顔付きはちょっとカッコイイとは思えないのですが、たぶん何回か見ているうちに「おお?意外とかっこいいなぁ」と思える日が来るかもしれませんw(キハ189系がそうでしたからw)

でわでわ

 

そうそう、今回のケースはKATO小ケースでウレタンは5両仕様でした・・・これが6両入れば731系とキハ201系が一緒に収納できるのにと思った方は多いのではと思いますw まぁ私はあまり車両をまとめないのでいいのですがw

 

本日の大相撲中継の土俵入り後に特集「技の神髄」があり、元安美錦の安治川親方が得意としていた「出し投げ」がピックアップされていました。

インタビューでは相撲を始めた小学生の時にまず覚えた技であり、相撲かに入ってからは千代の富士の出し投げを目標にしていたとのことで、千代の富士の出し投げも映像が流れました。

安治川親方の出し投げのコツとして「廻しを掴んだ後、手をクンッと捻る」と言われ、この動きをマスターするために演歌を歌い込んだと、いつもの「安美錦節」が炸裂しましたw

それに解説の武隈親方も「この出し投げは確かに東北地方の力士が多く使ってきて、いずれも演歌がうまくて」とノッていましたw

 

そしてこの出し投げが一番、役に立ったのが晩年とのことであり、最後のコメントが本当に印象的でした。

安治川親方も琴奨菊と同じように中年の星として長く土俵で幕内力士を務めた名力士の一人であり、親方になっても現役と同じように楽しい解説やTVに出てもバラエティでも生きていけるのではと思えるほどの芸人ぶりも見られます。

これはやはり、「気持ちよく引退できた」からではないでしょうか? 大相撲も他のスポーツと同様に30代後半に入ると厳しさをます世界ですが、その引き際は力士それぞれであり、私的にはどのように引退しても本人がスッキリ、気分良く、晴れ晴れしく引退できればそれは「良い引き際」であり、周りが何と言おうと「往生際の悪い引き際」ではないと思います。

琴奨菊も十両陥落時に現役続行を表明した際、心無い人は「諦めが悪い」や「晩節を汚している」と言いましたが、そのような辞め方は当人に一生消すことができない後悔になると思うと、周りが何と言おうが、とことんやってほしいと改めて思いました。

でわでわ