室蘭本線 栗山駅 常備軟券~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

室蘭本線栗山駅の常備軟券の2回目で、「◯ム 栗山→北海道会社線2100円区間」の普通乗車券です。

 

 

この区間は大人専用券のみの設備で、小児専用券の設備はありません。

 

運賃計算キロが91キロ~100キロ帯の乗車券で、このキロ帯の普通運賃は運賃改訂で1840円から2100円に引き上げられ、JR西日本の高額の金額式常備軟券が無くなって以降、久々に2000円台の金額式乗車券の登場となりました。

 

栗山から運賃計算キロで91キロ~100キロ帯となる着駅は、札幌方面は岩見沢経由で「小樽築港~小樽」、追分、石勝線経由で「稲積公園~ほしみ」、室蘭本線上りでは「虎杖浜、登別、(室)富浦」となり、この券を札幌方面で発売した場合、経由は抹線となっていて指定されていないため、着駅で券を見ただけでは実際の乗車経路が岩見沢経由なのか、追分、石勝線経由なのか判断できないものと考えられます。