本日、ついに「湘南ライナー」が廃止となり特急「湘南」へ格上げされることがJR東日本より発表されました。
いよいよJR東日本のホームライナーが全廃される時が来ました!
今回、湘南ライナーが廃止となる経緯としては、今年春より一部列車で運行を開始しているE257系がすべての踊り子を置き換える事が関係しております。
踊り子をすべてE257系に置き換える事により、間合い運用として使用している「湘南ライナー」もE257系へと置き換わることになります。
これにより、JR東日本からライナー券だけで乗れるホームライナーがすべて廃止となることになります。
厳密には、新潟地区の「らくらくトレイン」がライナー扱いなので全廃とはならないものの『ライナー』と付く列車が消滅するので全廃として扱います。
それでは、過去の首都圏のホームライナーをここで振り返っておきましょう。
①ホームライナー古河・鴻巣
ホームライナー古河・鴻巣は1984年6月1日に国鉄・JRで最初に運転されたホームライナーである。
区間は、上野~古河・鴻巣間で、185系や485系・489系などの車両が担当していた。
前身は、ホームライナー大宮だったがのちに宇都宮線は古河まで、高崎線は鴻巣まで延長運転された。
急行能登定期運転時には、間合い運用としてホームライナーにも充当されていた。
なので、JR西日本金沢運転所所属の489系に「古河」「鴻巣」などの行先が収録されていた。
急行能登廃止後は全列車が185系での運転に変わり、2014年3月のダイヤ改正で特急「スワローあかぎ」に置き換えられた。
②ホームライナー千葉・逗子
総武快速線系統のホームライナーで1984年7月13日国鉄で2例目のホームライナーとして運行を開始した。区間は東京~千葉間で使用車両は183系⇒E257系500番台へ変わった。
前身は、ホームライナー津田沼だったが区間が延長されホームライナー千葉となった。
利用客低迷に伴い、通常列車を増発させ2019年3月のダイヤ改正で廃止された。
横須賀線系統では、ホームライナー逗子が1990年3月10日より運転されていたが、こちらも2015年3月のダイヤ改正で廃止となった。区間は東京~逗子間、使用車両はE257系500番台だった。
③中央ライナー・青梅ライナー
中央・青梅線系統のホームライナーで1991年3月16日に運転を開始した。
元々は「ホームライナー高尾」「ホームライナー青梅」だったが2001年に「中央ライナー」と「青梅ライナー」に改められた。
区間は、東京~高尾・青梅間で使用車両は183系・251系・E351系などが担当したが末期はE257系0番台が担当していた。
こちらも、2019年3月のダイヤ改正で特急「はちおうじ」「おうめ」に格上げされて廃止となった。
④湘南ライナー
1986年11月1日に小田原・平塚~東京間で運転を開始した。
運行規模はJR全線区中最大を誇り、最盛期には朝12本・夜間13本、現在も朝10本・夜間11本が運行されている。
前述の通り、踊り子が全車両E257系に置き換わることに伴い、特急へ格上げされ廃止となる。
⑤ホームライナ土浦
かつて常磐線を走っていたホームライナー。
1989年3月11日より特急「ひたち」で使用していた485系を使用して上野~土浦間で運転されていたが1998年12月に特急「フレッシュひたち」に置き換えられる形で廃止となった。
現在も運行されている「ときわ」土浦行きがその名残である。
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このように首都圏のホームライナーは廃止になったもの以外はすべて特急へと格上げされているのである。
最後の最後まで残った「湘南ライナー」も来春には特急へと格上げされてしまいます。
ドアコックを使った乗車方式もいよいよ見納めってことですね~
ちなみに、最初に格上げされたスワローサービスという名の「スワローあかぎ」ですがこの名前定着すること無かったですね。
「スワローひたち」とか「スワローはちおうじ」などが名前になるかと思いきやサービス自体はあるもののこの名前が特急の名称に組み込まれることは無くなったようですね。。。
まあ、名前ダサいですもんねwww
さあ、185系も見納めの時期が近づいてきました!撮影する人も増えると思います!
最近、撮り鉄の印象が地に落ちるほど悪くなっていますので撮影はマナーと節度をもって行いましょう!
コメント
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