室蘭本線 栗山駅 常備軟券~1 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

室蘭本線栗山駅は総合販売システムの前出し券を発売する簡易委託駅でしたが、昨年10月1日の運賃改訂で常備軟券化されました。

 

「◯ム 栗山→北海道会社線250円区間」の普通乗車券です。

 

 

小児断片の設けられていない大人専用券となります。

 

総合販売システムの前出し券を発売していた簡易委託駅は、補充券等も取り扱う特殊簡易委託駅とは異なり、常備券のみを取り扱う通常の簡易委託駅でしたから、常備軟券となっても小児断片が設けられておりませんが、栗山駅ほか幾つかの簡易委託駅では、総合販売システムの前出し券の時代から小児専用券の設備がありましたので、常備軟券化の情報を聞いた際に真っ先に気になりましたのは、常備軟券の小児専用券が登場するのか?の一点でした。

 

 

 

 

 

「◯ム 栗山→北海道会社線250円区間」の普通乗車券の小児専用券です。

 

 

予想通り常備軟券の小児専用券が登場し、小児用を表わす「小」の記載は、かつての硬券等や小型軟券時代の簡易委託券で見られた赤文字では無く、マルス端末券等のように右上に■の白抜き文字で記載され、運賃の表示方も硬券時代のように大人運賃が大きく記載され、小児運賃は矢印式の常備軟券と同じ位置に小さく記載されています。