『GoTo四国第二弾』の続きとなる11月1日の乗り鉄記です。
当初の予定ではこの日 しまんトロッコ1号 乗車日でしたが
前日に・・・
『伊予灘ものがたり~八幡浜編~道後編~』の指定券を
取れた取ったので、大きく予定変更となりました。
翌日の移動を少なくするため四万十市宿泊にしたのですが
朝から大移動をせねばならなくなりました自業自得ですが・・・
13:21【窪川駅】発 しまんトロッコ1号 から
13:28【松山駅】発『伊予灘ものがたり~八幡浜編~』となった訳です。
路線図的には四国の南側を【窪川駅】→【宇和島駅】→【松山駅】と
乗り換え2回のコースで行けそうですが・・・
実は【中村駅】始発の 特急 あしずり2号 6:08 高知 に乗車しても
【窪川駅】始発 普通 6:22 宇和島 に乗車出来ません
そして次の宇和島行きは9:40まで3時間20分無いのです。
これに乗車すると【宇和島駅】着が12:23
そこから特急に乗っても【松山駅】到着が14:16となり予定崩壊
というわけで
まだ夜も明けきらぬ土佐くろしお鉄道【中村駅】
特急 あしずり2号 6:08 高知 で約2時間土讃線湾岸エリアを
ひた走り7:58【高知駅】着
きいろいアンパンマン列車 特急 南風6号 8:01 岡山 に乗換え
土讃線の山岳エリアを走る事1時間40分【多度津駅】に9:44到着。
この時間の【多度津駅】は、乗って来た『きいろいアンパンマン列車』の
他に2700系『あかいアンパンマン列車 特急 南風3号』や
8000系『アンパンマン列車 特急 しおかぜ10号 』とアンパンマン祭り。
そして『四国まんなか千年ものがたり~そらの郷紀行~』の出発と
見所満載の時間帯。
そんな【多度津駅】を 特急 しおかぜ5号 10:15 松山 に乗車し
無事12:10【松山駅】に到着。
このプラン実は【中村駅】を7:00の 特急 あしずり 4号 でもなんとか
間に合いますが『伊予灘ものがたり』のきっぷが前日購入という事で
車内でしっかり食事がとれないので先に食べておくためです。
食べると言っても・・・
【松山駅】で食べると言ったら「かけはし」のうどんでしょ
これで、空腹に耐えながら列車に乗る事は回避です。
キオスクの土産物屋に寄った後ホームへ。
ホームでは『伊予灘ものがたり~双海編~』の帰りを待つ
アテンダントさんと準備スタッフさん。
列車が入ると、降車客への挨拶と、折り返し列車の準備。
これを10分少々で終わらせ、~八幡浜編~の乗客を迎え入れる。
本当に大変な仕事だと思います。
さて、今回は~八幡浜編~と~道後編~の往復乗車という事で
同じルートですから、あっさり風で記事は進めます。ここまでで十分長いw
乗車は1号車“茜の章”偶然にも往復とも同じ座席の7-D席
つまり山側の2名対面席。
いつもながらの、駅員さんやスタッフの方のお見送りの中を
『伊予灘ものがたり~八幡浜編~』 は始まります。
とりあえず食事が無い分テーブルの上が寂しいので
アルコールは帰りの~道後編~に取っておいてケーキセット。
実は初の山側席という事で。
この予讃線の“内子線”経由と“愛ある伊予灘線”の分岐シーンを
収めることが出来ました。
そして“愛ある伊予灘線”に入り海岸線を進み【下灘駅】に到着。
駅にはたくさんの観光客が、おそらく列車の乗客よりも多くの人が
駅と『伊予灘ものがたり』の写真を撮りに来ている。
沿線の方も非常に多く、こんな時期だから特に歓迎のお見送りが
盛大でした。
海側の4名BOX席はツアーの方で、初乗車の方が多いようで
沿線の民家からの歓迎ぶりや【五郎駅】での歴代たぬき駅長の
お見送りに、驚きと感動して歓声を上げていました。
大洲城からの陣旗振りも、たくさんの旗が振られ
肱川の河川敷公園でも、散歩していた地元の人や
サッカーのパス練習中の高校生までも手を振ってお見送りです。
そして車内では、地元の和菓子とJA愛媛からのお土産。
松山市のJAから久万高原の清流米2合。道後編でももらったので計4合
大洲から予讃線に戻り【伊予平野】で列車交換の停車。
この駅で、普通列車と特急の通過を待ちます。
その間に~八幡浜編~で提供した食事の器を回収。
折り返し時の準備時間の短縮を、こういうタイミングで済まして
スムーズな運行を行っているのですね。
配送の方のお見送りを受けながら列車は駅を出発。
ミカン畑を車窓に眺めていると、アテンダントさんが各座席へ
乗車のお礼の挨拶に回ってきてくれました。
旅の終わりを告げる車内放送とともに【八幡浜駅】に到着。
折り返し乗車となる俺は、しばし跨線橋やホームから列車を眺める。
木造の柱のホームに“レトロモダン”なキロ47『伊予灘ものがたり』が
とてもお似合いです。
この頃から雨が降りはじめ、残念ながら今日の~道後編~では
【下灘駅】での夕日は望めそうにない。
時間になり~八幡浜編~と同じ席に座り~道後編~の始まりです。
【八幡浜駅】の出発時には
先ほど乗務していたアテンダントさんと運転手さんが港町らしく
大漁旗を持ってのお見送りです。
沿線からも、いつも欠かさずお見送りしてくれてる人達が
季節にあわせた工夫をしての手振りで迎えてくれます。
アテンダントさんの挨拶も、この天気にあわせた挨拶。
夕日が望めないので、せめて雰囲気だけでもと思い
オーダーは夕日セットと思ったが、残念ながらキッシュが
売り切れてしまっていたため諦めて・・・
またもやケーキセットです
列車は【下灘駅】まで戻ってきました。
小雨が降ったり止んだりの中【下灘駅】はこの人だかりであります。
列車は【下灘駅】を後にし夕暮れの“愛ある伊予灘線”を行く。
ツアーのグループの中に、小さな女の子を連れている家族が
居たのですが、さすがに子供は退屈してきた様子。
車掌さんがそれに気づいたようで、いろんな缶バッジを持って
席に行き、声を掛けてプレゼントをあげて気を紛らわせる。
こういう、細かなケアが出来る所が評価される所以なのでしょう。
~道後編~という事で終着駅にちなんだ乗車のお土産が
道後温泉のガイドパンフレットと足湯タオル。
アテンダントさんの挨拶と、夕暮れの到着に相応しい
少し哀愁を感じるようなBGMと共に終点【松山駅】に到着です。
避けているのですが、車内での色々なもてなしや心遣いを
見ることが出来ました。
そして、改めてアテンダントさんを含め『伊予灘ものがたり』
乗務員全体のレベルが高いと再認識しました。
そしてここからは明日の予定のために
特急 いしづち30号 18:39 高松 に乗車し・・・
寝台特急 サンライズ瀬戸 21:26東京 が発車前の21:20分に
【高松駅】に到着し本日の移動は終了です。
明日の朝はこの駅からスタートですので宿泊は駅近くの
クレメントINN高松としました。
次回『GoTo四国第二弾』最終日です。