皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
寒くなってきましたね。
新潟県内でも、
山間部では早くも降雪の報せが届き
気候の良い間は元気な姿を見せてくれる
この車両も雪囲いが始まっているそうです。
新潟交通のモワ51と、キ100です！
「デンテツ」、「かぼちゃ電車」。
そう呼ばれて親しまれた新潟交通電車線も、
廃止から早くも20年の歳月が過ぎました。
現在は月潟駅跡地に線路が残され、
皆が親しんだモハとともに
この2両が地元の方々によって
大切に静態保存されています。
その実物は、傷まないように
降雪期間はシートをかけて冬眠するのですが
模型の世界では、これからが出番ですよね！
というわけで、取り出してみました(^^ゞ
鉄コレのモワ51と、
河合商会の旧トミックス香港車の組合せ。
「窓ガラス付」という表記に
昔の簡易な造りとひと味違うぞ！と
アピールしているようにも見えます(^^)
2両セットのうち1両は
黄帯がキリッと引き立つ国鉄バージョン。
ここはイマドキの印刷品質で美しく
(と言っても買ったのは結構前ですけどね。笑)
「新」「長岡駅常備」という文字だけで
大雪の中を勇ましく出発していく姿を妄想できます。
もう一両の方が、帯のないバージョン。
新潟交通にあったものも黒一色でしたので
イメージとしてはこちらが合います。
ちょうど良いので、
塗装の賑やかな方はそのまま楽しみ、
黒い方をデンテツ風に楽しむ事にします。
ところが、ですね、
キ100の顔にはどうやら主に2種類あって
新潟交通所属車は
乗務員室部分がこのように
くさび形に尖った形状ではなく
もう少し角度がマイルドなんです。
まあ、それを言うと楔形四枚窓の車両は
ネット上の画像では確認できるものの
これまで個人的に見てきたものは
すべて二枚窓のデンテツタイプだったので
いずれにせよ「一番好きな子ではない」という
ヘンな感覚があったりしましてね(笑)
今回は、この顔まわりを整形しようと思います。
それからもう一両。
ギャグで除雪車にモーターを積むのも
面白いとは思いますけど
(そんなオバケ製品が昔あったなあ。笑)
キ100を押す、機関車代わりに活躍した相方は
このモワ51でした。
室内灯を入れるのも吝かではありませんけど
まあ無理する事もないでしょう、
今回はこれも動力化して、
走らせて遊べるようにしたいと思います。
ところがですね。という話、第二弾。
鉄コレとしてはかなり初期の製品のモワ51、
そもそもディテールの少ない車体なので
出来がどうという不満もないのですが
少々、色はよろしくないのです(^^;
左に並べたクハと対比すると
緑色がちょっと薄くて青っぽいですよね。
印象的には、やはりクハの緑なんです。
一方で、黄橙色部分に関しては
それほど赤みが強かった印象でもなく
実は今のモワのこれ位が合うかな、
とも思うのですが
この黄橙色を基準にしてしまうと
他の車両をすべて塗らないといけなくなるので
それは勘弁です(笑)
ざっと見渡すと、加工内容は
キ100は運転室まわりの改造と再塗装、
それと点灯化とガラスのハメコミ。
・モワ51
再塗装と動力化、パンタ交換、
そして同じく点灯化とガラスのハメコミ。
そんな感じですかね？
全く違う属性の2両を
一度に改造するのも
飽きがこなくて良いかもしれません。
雪が降る前に完成させたいですね(^^)
では、今日は検討日ということで
手を動かすのはまた明日(^^ゞ
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