2.基本編成と付属編成、一部セミクロスシート車両
E217系は横須賀線、総武快速線で運行され、
千葉以東は総武本線、内房線、外房線、成田線にも乗り入れる。
そのほとんどの区間は15両編成で運行されるが、
横須賀線の逗子から久里浜までは11両編成にしか対応されていないため、
基本編成と付属編成が分離され、基本編成のみで運行される。
また一部、久里浜から逗子までの区間のみの運行では、
付属編成4両のみで運行されることもあるようである。
また成田線の香取から鹿島線に乗り入れる列車も、
佐倉で分離を行い、付属編成4両のみで運行される。
また15両編成が運行される区間でも、
一部は11両のみで運行されることもある。
※参考 逗子駅での付属編成の分離作業
※撮影日時 2004/02/21 10:21:04
基本編成は久里浜方が1号車となっており、千葉方が11号車となる。
1号車/クハE216-2000/制御車
2号車/モハE216-2000/電動車
3号車/モハE217-2000/電動車
4号車/サロE216-0/付随車(グリーン車)
5号車/サロE217-0/付随車(グリーン車)
6号車/サハE217-2000/付随車
7号車/サハE217-2000/付随車
8号車/モハE216-1000/電動車
9号車/モハE217-0/電動車
10号車/サハE217-0/電動車
11号車/クハE217-0/制御車
9号車から11号車はセミクロスシートとなっており、
扉間は固定ボックスシート2列に2人掛けロングシートになっている。
※参考 津田沼駅3番線の11両編成
※撮影日時 2020/10/12 12:21:11
付属編成は基本編成の前に連結される。
分離して単独で運行することもあることから、
基本編成から連番とはならず、“増”をつけて付番し、
連結時に基本編成と付属編成の車両を区別できるようにしている。
増1号車/クハE216-1000/制御車
増2号車/モハE216-2000/電動車
増3号車/モハE217-2000/電動車
増4号車/クハE217-2000/制御車
車内は全てロングシートのモノクラスとなっている。
※参考 基本編成と付属編成の連結 蘇我駅
※撮影日時 2003/10/11 8:01:51