EF64ライト基板交換 「鐵」工房 KEY FACTORYさんのKL-09 | ダイス・クエイドのブログ

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※このブログを書いた時点で、「鐵」工房 KEY FACTORYさんのKL-09はKATOのEF64(品番3091-1)には対応していません。

EF64の常点灯化を予定されている方は、ご注意ください。

 

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先日入線・整備したKATOのEF64 0 一次形。

ライト基板を交換する為に少し前に「鐵」工房 KEY FACTORYさんのKL-09を購入しました。

基板は無事に届いたのですが、その後公式ツイッターに


先日リニューアル発売されたKATO製機関車EF64 1次型てすが、KL-09の一部の部品が干渉のためボディにはまらないことが、判明致しました。大変申し訳ありません。 
 

 

ええーっ!?(汗)


返品希望する場合は受け付ける旨のことも書かれていましたが、
・郵送するのが微妙に面倒。
・基板自体は問題なく装着できるはず。
・部品が干渉してボディが入らないことだけが問題。
これらの点を考えた結果、干渉する部分をどうにかすれば、ボディがはまってくれるのではないか・・・という結論に達しました。

「鐵」工房 KEY FACTORYさんのツイッターを拝見すると、EF64がリニューアルされた際にボディ内側がかなり変更されたことにより、基板を取り付けるとボディがはまらないようです。

 

今日は休みだったので、作業に費やすことにしました。

“干渉する部分”を調べる為に、早速車体を外して観察。一応リニューアル前のEF64も出してみます。

▼動力ユニット(下側がリニューアル前のEF64)

最初はリニューアル前のEF64の車体を元に基板が作られたのではないかと考えましたが、これだけ形が違うので、全くの見当違いでした(^^;;)

▼車体裏(下側はリニューアル前のEF64)

車体が嵌らなくなる障害となりそうな部分は、赤矢印の部分、LEDが収まるポケット部分のようなイメージ。

実際に『鐡』工房 KEY FACTORYさんの基板KL-09を置いて見ると、基板に付いている電子部品がこの辺りに当たっているのか、純正基板のようにキレイに収まりません。

ちなみに対応車種のED62は……

プリズムの有無の違いもありますが、LEDが収まるポケット部分が、EF64よりもかなり広いです。もしEF64もED62と同じ位のポケットだったら、問題無くKL-09が対応できたのかもしれません。

“干渉する部分”の見当がついたので、デザインナイフとピンバイスを使って車体裏側の一部分を少しずつ少しずつ削っていきましたが、かなり面倒な作業でした。
リューターがあれば、もう少し楽に作業できたかもしれません……。

思わぬ落とし穴で苦戦する形になりましたが、何とかEF64-8を常点灯化できました。

現在「鐵」工房 KEY FACTORYさんのKL-09の対応製品は修正されて、リニューアルされたEF64は除外されています。(2020年11月9日現在)
この為、EF64用に購入してしまった・・・という方は今後出ないと思われます。

もし、私のように事前にKL-09を購入していた…という方がいれば、何らかの参考になれば幸いです。

・・・というか、素直に返品すれば良いじゃないかという話ですね(苦笑)

今回、2両入線したEF64に合わせて、KL-09も2つ購入してしまいました。
もう1両のEF64-11に同じ作業をする気力はなかったので、もう1つのKL-09は対応車種のED62に転用しました。当然、こちらは何ら問題無く、すぐに基板交換できました。

ED62は購入時にコンデンサーを取り外して、簡易的な常点灯化をしていたので、純正ライトとKL-09の違いを見てみることにしました。

トミックスのパワーユニットはこの位置で固定。

機関車の位置とカメラの位置を合わせて、1/60 F4.5 ISO640 で撮影。撮影画像をトリミングして拡大しました。

▼基板交換前


▼基板交換後

ライトは大幅に明るくなりました!

今回はライト基板を2つとも有効活用できましたが、新製品やリニューアル直後の製品用のライト基板購入は慎重にした方が良いという教訓を得ました。
SNSやツイッターで「基板交換しました」というユーザーの報告写真の掲載の有無、またその報告の量というのが判断材料の一つになるかもしれません。

慎重を期すのなら、

1.まずコンデンサーを外して簡易的な常点灯化工作をする。

2.対応基板が製品化されて、使用報告が出てくるまで待つ。

3.交換用基板の購入を検討する。

……これが一番理想なのかなと思ったりします。

とりあえず、EF64 0 一次形の整備はこれで完了しました!