前回、吹き付け塗料の濃度を誤って、前面塗装がグダグダになってしまった羽衣線のクハ103-194の塗料(プラ用ラッカー)を剥離することにしました。

 

可哀そうなお面になったクハ103-194の塗料を剥がします。

 

前面塗装だけ剥離したいので、インスタントコーヒーの空きビンの底にIPAを少量入れて、顔だけ漬け込みます。

 

ビンには蓋をしてIPAの蒸発を防止。同じ被害にあったモハ102は、隣のタッパーでボディ全体をIPAに潜らせています。浸け過ぎると素材が崩壊するので、様子を見ながらこの状態で2時間くらい放置したところで、何れも今回塗った塗料を完全に剥離することが出来ました。

 

十分に水洗いしてから、自然乾燥させています。

 

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