これを忘れていました!

 前回までの記事でアップし続けてきた「今更ながらのE353系乗車記」「今更ながらの383系乗車記」では途中の車窓の風景や383系パノラマグリーン車における篠ノ井線の前面展望にかまけて(?)E353系に初乗車した新宿駅発車からの動画をアップし忘れていました。改めて編集したのでこの部分に限ってその模様をアップしようと思います。


 動き出した列車の新宿駅のホームを出るシーンはたくさんの人達の顔が写っているので割愛してホームを出たところからになります。

 私が乗車した列車と入れ替わるように高崎線の特急「あかぎ」が山手貨物線(湘南新宿ライン)を通って到着です。


 もともと常磐線の特急「スーパーひたち」として走っていた交直両用である651系が交流機器を一部解除したうえで実質直流電車となって形式はそのまま交直両用の百の位「6」をつけたまま全区間直流区間である高崎線・両毛線・吾妻線の特急列車として新たな活路を切り開くとは思いもよりませんでしたが、これらの特急列車のほとんどが上野駅を発着する姿は常磐線の特急時代には当たり前だったから違和感はあまり感じませんけれど、縁がなかった新宿駅に姿を見せるとなんとなく違和感を覚えます。

 新宿駅から山手線と分かれて中央緩行線の大久保駅を過ぎるまで大きくカーブを描きながら西へ進路をとります。

 中央本線の東中野~立川間はわが国でも屈指の長い直線区間ですが、停車駅が多い快速電車と線路を共用しているため複々線区間とはいえさほど速度も上がらず、新宿~八王子間においてはその先の山間部における走行に向けたウォーミングアップといった感じです。

 常磐線の特急「ひたち」「ときわ」で活躍中のE657系同様、このE353系においても近年のJR東日本スタンダード形式となっているE233系やE235系などに代表される主電動機同様の音がします。

 次回は後編…中野駅通過シーンから高円寺駅通過までをアップしようと思います。