【JR北海道】列車の行先標を盗んだ乗客を逮捕 | 岩越鉄道線のりば

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11月3日 室蘭警察署はJR北海道室蘭本線の列車から行先標を盗んだとして乗客の男性を逮捕。
逮捕された札幌市中央区の男性(56)は3日10:00~11:30頃に、室蘭線虎杖浜駅停車中の列車から盗んだものと思われる。駅員が盗難に気づき警察に通報、防犯カメラから特定し下車した室蘭市内の駅で警察が逮捕。

苫小牧10:23(虎杖浜11:12)発 東室蘭行き(432D)という列車があり室蘭市内の駅で逮捕されている事から、列車の車掌or有人駅の駅員が行先標が無い事に気づき警察に通報~先回りした警察によって室蘭市内東室蘭駅で逮捕..と思われます。

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【行先標】行先札・サボとも呼ばれ、列車側面に付けられる表示物。
旧型列車に残るが..最近は新型列車ではLED化・旧型列車も省略される傾向にあり、JR東日本では秋田区管内の一部区間(JR五能線・奥羽本線・津軽線の一部気動車列車)に残るのみ(←これも来春まで)。全国的に淘汰されているものです。





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【参考】JR東日本 「弘前発→青森行」


この列車は青森で約1時間待ち、津軽線の列車になる。この1時間を利用して行先標を変えます。
青森駅では、職員(JR子会社の従業員)が停車中にサボの交換を行う▼








サボを交換し、「青森発→三厩行」に(帰路はこの逆)。
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 先述のとおり..JR東日本でもほぼ絶滅、JR北海道ではまだ健在ですがやはり新型列車になるとゆくゆくは見れなくなります。
しかし..とはいえ盗みは犯罪。運用終了後に(数は少ないが)鉄道イベント等で売却する事もあるので、欲しいのであれば正規に取得するべきです