続きです。
 
この写真はパワトラとトラクションモーターの比較ではないです。

何を見てるかというと、台車中心から車体端面までの距離を見てます。
上がクモル、下がクモヤ。見る感じ同じですね(微妙にクモルが短い?)。何でこの比較なのかというと、パワトラ搭載状態でTNカプラーが付くかということ。クモヤの時は、パワトラを付けてTNも付けると当たったんですよね。逃げ加工しないとうまく走らない。で、見てみたんですが同じ距離ということは当たるということ。
やっぱり加工しないとダメということ。
まあそれもあって今回はイモンの密連を付けてみたんですけどね。
 
パンタの交換です。
さすがに元のパンタはいただけないので、TOMIXのPS16に載せ換えます。でも、TOMIXのPS16って昔のNゲージみたいにパンタ枠の中心に割りピンが立ってて、それを屋根に挿す仕様なんですよね。何でこんな仕様にしたのか?ガイシの形状をそれらしく作ろうとしたんですかね?そのくらいしか理由が思いつかない。
この割りピンをカットしてガイシだけで屋根に固定しようとすると、かなり無理があるんですよね。ブラス屋さん標準のガイシ部分にM1〜M1.2のネジで固定する方法はこのパンタには無理だし(パンタ枠が細すぎ)、かと言って1丁3000円近くするブラス屋さんのパンタを載せるのも、一点豪華主義っぽくなりそうだし。
ということで、今回はとりあえずTOMIXのPS16を載せることに。
それにしても、TOMIX製でも、この割りピン固定方法ってほどんどないんですよね。大半のパンタはパンタ枠のガイシ取り付け部分にピンを立てて、そのピンにガイシを刺して屋根に固定する。何でこのパンタはその方式じゃないんだろ?
 
はい、早速割りピンを通す穴を屋根に開けます。
4つのパンタ台の中心にけがきを入れて。
 
ピンバイスで穴をあけていきます。
割りピンが通ることを確認しながら穴を広げて行ったら、結局φ3.0まで開けました。
ガイシをパンタ台に差し込もうとしたら入りません。こちらもφ1.0で穴を広げました。
ちなみに屋根にくっついてるパンタ台は穴が貫通してないので、穴を広げるついでに貫通させました。そのままだとガイシが少し浮きます。
 
はい、無事パンタが載りました。。。。
と思ったらちょっと問題が。
 
室内から見たら。
割りピンが短い。割りピンのフックが天井まで届いてない。
これは困ったなぁ。このままだとパンタがちょっとした衝撃で外れます。外れるとガイシがどこかに飛んでいきます。
今回はここで作業を止めましたが、同じ作業をしようと考えてる方は、ガイシの紛失防止に、ガイシとパンタ台をアクアリンカなどで接着したほうがいいです。
(アクアリンカなら後で取り外しもできます。アクアリンカはすでに絶版ですが、小西ボンドの衣類用の接着剤が同等らしいです。作業前に成分確認してください)
 
手前のクモルがパンタ交換済み。
2両ともに連結器をイモンの密連に交換して、台車も走行化キット取り付けとパワトラ組み込み。一応走るようにはなりました。
 
とりあえず、走るようになったところで。
このまま加工は止まりそうだな。
本当はライト類の点灯化とかすればもっといいのに。
しばらくやらなそう。
 
以上。
( ̄^ ̄)ゞ