(新山口駅2番のりばに電気車が入るのは稀です)
「C56 160」特集第2弾として,2017/9/2の「さよならレトロ客車」の新山口入線を紹介します.
当日は「35系客車」のデビュー日であり,広島からは12系客車による臨時列車も運行,新山口駅は近年稀に見る盛り上がりを見せました.
なお,前回同様,史料的価値を優先し,で通常は撮影マナー啓発の観点で使用していない画像を使用することをご容赦ください.
9524レ「さよならレトロ客車」は,通常の「SLやまぐち号」と篠目で交換し,なんと,電気機関車と並んで新山口と入ってきました.
このスジは,後日運転される「ありがとうC56号」でも使用されました.こちらもそのうち紹介しようと思います.
「さよならレトロ客車」が入線中,なんと,EF66 27が通りかかりました.現在では山口県で見ることができません.
補機のDD51 1043との連結部分です.
当時のDD51 1043はまだタブレットキャッチャーがありました.KATO製品とは異なります.
レトロ客車は役目を終えたのです.1号車の「オハフ15 701」にはテールマークが取り付けられませんでした.
テールマークは通常のSLやまぐち号のものを模したものです.
同じ12系とは思えない屋根色の違いです.
12系は当日,時間をずらして「広島〜下関」を往復しました.きっぷの入手難易度が高いと判断して断念しましたが,行おうと思えばSLにも乗車できました.
入れ替え風景をもっと見てみたい気はしますが,あまり時間はありません.乗車して,下関に向かうこととします.
前後の12系乗車記もいつか紹介できればと思います.
2021/6/14追記:12系乗車記を書きました.あれから4年,12系の老朽化も間違いなく進んできています.