全線運行再開した阿武隈急行を訪ねて@2020.10.31その1
福島駅(福島県福島市)と槻木駅(宮城県柴田郡柴田町)を結ぶ阿武隈急行は昨年の東日本台風(台風19号)で被災し、運休を余儀なくされました。
このうち特に被害の大きく最後まで不通だった富野(福島県伊達市)から丸森(宮城県伊具郡丸森町)の間が10月31日に運転を再開しましたので当日の様子をご紹介します。
8100系 A-5編成 普通 富野行き
福島9:03発の富野行きで富野へ
記念ヘッドマーク
富野駅では回送列車のA-1編成の姿も。
A-1編成のヘッドマークの縁は飾り付けがされていました。
ニュースの写真を見るとこの編成が丸森発梁川方面の一番列車に使用ようです。
富野~丸森は今年6月に回送列車の走行を再開。復旧工事の完了は来年3月を予定しており、それまでは減便・減速して運行するとのことです。
車内には沿線の小学生が描いた阿武隈急行の絵が掲示されていました。
梁川駅で下車。阿武隈急行の本社や車両基地のある駅です。
丸森方面の一番列車は梁川11:21発丸森行き。時間が近づくと駅舎の中には沿線住民や鉄道ファンで賑わってきました。また「富野駅・丸森駅間再開通記念切符」(300円/限定4000部)を買い求める方も多くみられました。(福島~梁川間の運賃が片道570円、梁川~槻木間が片道810円、福島~槻木間が片道980円ですからかなりお得な価格設定です)
富野駅・丸森駅間再開通記念切符の発売について | 阿武隈急行株式会社
そして丸森10時42発の列車が梁川を発車(定刻より少し遅れていた模様)
入線してきた下り一番列車に乗車し丸森へ向かいます。
続きます。
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