10月30日 (金曜日) 曇り時々晴れ

 

秋から冬への変わり目でしょうか、吹き付ける風が冷たかったです。

あと2日、そして 「マジック2」 になってしまいました。人間だからしょーがないんだけど、やはり “老い” は嫌です。

 

さて、我らが石野真子さんの歌に 「ジュリーがライバル」 というのがありました。1979年リリースで、この歌で紅白歌合戦に初出場しました。

誤解されている方も多いのですが、 「ジュリーがライバル」 とは、決して真子さんがジュリー (沢田研二) をライバル視した歌ではなくて、歌の中のストーリーにおける、主人公の “彼氏” がジュリーをライバルだと思っている。でも、私はジュリーよりも貴方の方が好きなのよ・・・という意味合い (・・って合ってるかな?) の歌です。

 

その他にも、様々なカテゴリーでライバルというのが作られてきました。

例えば・・・

 

「ピンク・レディーとキャンディーズ」

「西城秀樹と郷ひろみと野口五郎」

「松田聖子と中森明菜」

「国鉄と私鉄」

「巨人と阪神 (=東京と大阪) 」

「王貞治と長嶋茂雄」

「ランディ・バースとウォーレン・クロマティ」

「栃錦と若乃花 (当然、初代) 」

「輪島と北の湖」

「ジャイアント馬場とアントニオ猪木」

「長州力と藤波辰巳」

「タイガーマスクと小林邦昭」

「アイルトン・セナとアラン・プロストとナイジェル・マンセル」

「星野一義と中嶋悟」

「五代裕作と三鷹瞬」

「竜崎麗華と岡ひろみ」

「TOMIXとKATO」

「全逓と全郵政」

etc・・・

 

と、ここではスポーツ界と芸能界に主軸を置いてしまいましたが、皆さんの中にも 「こいつだけには負けたくない」 というのがあると思います。それが 「ライバル」 としてのスタートになります。

“ライバル” というのは、お互い、いがみ合って蹴落とすのではなくて、切磋琢磨しながら自分自身を磨くことではないかと思います。 「あいつがあーしたから、オレ (あたし) はこーしよう」 みたいなポジティブシンキングがね、ライバル関係を成立させるものですし、何よりも自分自身を成長させることが出来るでしょう。

 

たまには、ライバルを通り越して、ただ単にいがみ合うだけしか出来ないケースもあるけど、総合的に 「ライバル」 は、悪い意味では使われませんよね。

皆さんのこれまでの人生で 「ライバルだ」 という存在の人、いましたか・・・?

いなかったら、是非、探して下さい。