JR貨物のカマであるEF65形式電気機関車。最近は検査を受けると国鉄特急色に塗り替えも進行中ですね。で、それ以前はいわゆるJR貨物更新色と言われる白と青のツートンカラーで、乗務員扉はカラシ色でした。

 

 また、ナンバープレートの色は赤色の通称:赤プレ車と言われるのが多い中、真逆の青プレと言われる車両もいますが、こちらは数を減らしています。赤プレ車は意味があり、「常用減圧促進改造」と言われる制動時に空送距離を短縮させる改造を施された機体になります。で、青プレ車は無改造。

 

 また、1000番台から2000番台に番数が増えましたが、こちらは100キロ/時を超える走行時に保安装置(運転状況記録装置)を積載した機体になります。現行は全てこの装置を積載したもののみ現存していますね。今に生き残った唯一の証でもあるような・・。

 

 おおよそ半世紀に渡り鉄路に赴く65にはそんなこんなの波乱があったわけですが、頑固一徹!?青プレ車は急激に数を減らし、数えるのみの現状はおそらく検査切時に廃車となる可能性が大きいのかもしれません。そんな孤高のEF65 2093号機からです。

 

       ラストの国鉄特急色の赤プレ車こと2097号機は友情出演です。