長崎自動車(長崎バス)では、これまでもご紹介しておりますように、多くの一般路線バスを運行しておりますが、その中には様々な企業のラッピングバスを見る事もできております。
実際に、上の画像のように2点出しておりますが、画像1ではドローン事業や半導体装置の設計・開発などを行っております諫早市のKMTと呼ばれます会社のラッピング(1576・いすゞQPG-LV234N3)、画像2では白地に青・赤ラインからも「トルコロールカラー」のようなデザインが大きな特徴でもあります、プラント設備や水産・住宅環境・空調設備を行います企業でもあります日本冷熱のラッピング(2809・いすゞPKG-LV234N2)と言った例もありまして、車体が大きい分、それだけ引き付けられていると言ってもいいかと思います。
さて、今回ご紹介しますのは、これらラッピングの中で黄地の目立つようなラッピングを施しました車が存在しますので、そのラッピングの内容に関しまして皆様にご紹介してまいります。
このラッピングバスは、タイヤメーカー「ダンロップ」のラッピングバスでありまして、平成23年に施されましたラッピングであります。これはこの年ダンロップの創業(日本国内での創業)が102年を迎えたのに対しまして、長崎バスもこの年創業75年を迎えた事もありまして、「長崎を足元から支え続ける長崎バス。そしてその足元を支え続けるダンロップタイヤ。」というコンセプトから、画像のように歴代の車両も見られるなど、まさに足元から支えてきた事を実感するものとなっております。
その歴代車両4台は左から・・・
ボンネットバス(メーカー・形式不明)~昭和30年式
日野RV貸切車(形式不明)~昭和54年式
いすゞCJM路線車(K-CJM500)~昭和55年式
日野ブルーリボングランビュー(P-RY638AA)~昭和60年式
の以上4台でありまして、いずれもこれら車は現在見る事ができません。
今回は、このダンロップのラッピングバスに関しましてご紹介させていただきましたが、本当に、ダンロップと長崎バスとがよくマッチしたラッピングではないかと思います。そんなダンロップも今年国内創業111年でもありますし、海外での創業はイギリスで121年を迎えているなど歴史があるタイヤメーカーである事が伺えるのではないでしょうか。そんなダンロップは、私自身の車にダンロップのタイヤもはいているなどなじみがあるタイヤメーカーではありますが、これからもこのようなバスをはじめ、色々な車の足を支えていただきたいとも思う所ではあります。