【E257系】DIYレベル? 踊り子リニューアル車に乗車
さて、今回は踊り子に転用されたE257系2000番台です。
踊り子は、東海道線の特急として、熱海から伊東線、伊豆急行線を経由して伊豆急下田に行く列車と、三島から伊豆鉄道線に入り、修善寺に向かう列車があります。
A特急料金を徴収し、停車駅を絞って、大きな窓など観光に特化していたのが、251系スーパービュー踊り子、B特急料金を徴収し、比較的多くの駅に停車し、修善寺にも乗り入れていたのが185系踊り子でした。
185系は国鉄車、251系もJR化後すぐの製造だったため、雨だれなどの被害も深刻化していました。ずいぶん前から置き換え計画はありましたが、2020年3月のダイヤ改正で、SV踊り子はサフィール踊り子に、踊り子は順次E257系が置き換えている状態です。
ちなみに、修善寺行きの踊り子は熱海から先、JR東海、伊豆鉄道を経由しており、新たに乗務員訓練が必要になるなど、一時は廃止がささやかれましたが、房総E257系500番台の余剰編成を後継に充当するようです。
修善寺行きの存続に伴って、引き続き熱海駅では切り離しも楽しめます。
185系では15両編成でしたが、今度は9両+5両の14両編成になります。
さて、順次交代が始まっている踊り子ですが、東京だけが終始発ではなく、池袋や珍しいものでは我孫子始発もあります。ルートも川崎経由と武蔵小杉経由があります。
今回は武蔵小杉から乗車し、池袋まで乗りました。
車内は全体的に水色を基調とし、伊豆の海を彷彿とさせます。
皆さんが良く突っ込まれるのはコンセントと着席表示灯の件ですよね…?
まず、こちらがコンセントです。窓の下に後付け感丸出しで設置されました笑
一つしかなく、通路側の人は使えないということで、不評でしたね。
続いて着席表示灯…
前回お話ししたように、中央線にいたころは着席表示灯はありませんでした。新たにサービス性を高めるために、この設備を導入しましたが、問題はその設置場所です笑
何ということでしょう…?
見事に荷物棚を侵害し、ここに当たった人は荷物を置けないではありませんか!
JR東日本としてはサフィール踊り子との差別化を狙ったものと思われますが、これは差別化しすぎな気がしました笑
それでも、E257系も山から海に来て、ちょっとあか抜けた印象もあり、中央線時代よりも軽快に走っている感じがしました。
今後は房総特急からの転属も加わり、新たな伊豆の顔として走ることでしょう。
いかがだったでしょうか?
新天地にその活動の場を移し、走り始めたE257系。
若干の問題が車内設備にはありますが、B特急料金で、行先も東京だけではないので、行きにサフィール、帰りは普通の踊り子といった乗り分けも楽しそうですね。
今回もお読みいただきありがとうございました。