第1393回('20) 阪急宝塚線と阪急箕面線を乗り鉄・降り鉄 | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2020年10月11日、日帰りの日程で兵庫県南東部と大阪府北西部へ出かけました。主に兵庫県駅の前回訪問時に工事中だった駅の再訪問や、大阪府内の兵庫県に近い部分を走る阪急や阪神の乗り鉄・降り鉄(途中下車)が目的でした。
阪急と阪神の乗り鉄・降り鉄には『阪急阪神1dayパス』(1,300円)を利用しました。
マスクの着用、アルコール消毒液の携帯といった新型コロナウイルス対策を講じました。
 
今回は前半の内容です。
いつものように早朝に出発し、主に阪急宝塚線、阪急箕面線の大阪府豊中市、池田市、箕面市に所在する駅を降り鉄していきました。そして兵庫県の川西能勢口駅前で昼食を済ませました。
 
今回の日程 2020年10月11日  (日)   【前半】
 
加古川520(JR神戸線・快速)609三ノ宮/神戸三宮615(阪急神戸本線・特急)639十三716(宝塚本線)722服部天神743(普通)744曽根805(普通)806岡町827(普通)828豊中901(急行)905石橋阪大前920(箕面線)922桜井932(普通)936箕面1000(上り普通)1006石橋阪大前1023(宝塚本線)1025池田1046(普通)1048川西能勢口
 
【後半に続く】
 
この日は4時に起床して、朝食を食べてから自宅を出発しました。前日の土曜日は雨でしたが、その影響で曇り空でした。加古川駅では『ICOCA』で入場し、JR神戸線の上り一番列車である5時20分発の普通(西明石~京都間快速)・米原行きに乗車しました。223系4連+8連の12両編成で、私は2号車(前から11両目。8連側)に乗り込みましたが、転換クロスシート窓側席が幾らか空いていたため着席しました。加古川駅でほぼ全ての窓側席が埋まりました。
 
 

 
まだ夜明け前で暗かったので、道中はスマホを操作していました。駅ごとに少しずつ乗客が増加しましたが、快速に種別変更される西明石駅からは先行列車が運転されている関係もあり、乗客数の伸びは鈍化して私の隣には誰も座る事がありませんでした。垂水くらいから外をはっきりと眺められるようにになってきて、海岸で多くの人が釣りをしているのが見えました。そして列車は神戸市内を走り、6時9分に三ノ宮駅に到着。私はここで下車しました。
 
 

 
三ノ宮駅では西口から出場して、すぐ北側に隣接する阪急の神戸三宮駅へ。窓口で『阪急阪神1dayパス』を購入してから入場して、6時15分発の神戸本線上り特急・大阪梅田行きに乗車しました。車両は9000系8連で、私は最後部車両へ。車内は空いていて、私はドア横の席に着席しました。道中は久しぶりとなる神戸本線の車窓風景を眺めて過ごしました。駅ごとに乗客が増えましたが、十三駅や大阪梅田駅では不便な最後部車両と言う事もあり、西宮北口発車時点でも若干空席が残っていました。そして特急は園田駅を通過すると大阪府に入り、6時39分に十三駅に到着しました。私は十三駅で下車しました。
 
 

 
十三駅は何度も利用していますが、今回は改めて駅を観察します。ホーム4面6線で、神戸本線、宝塚本線、京都本線の各路線間を乗換できます。宝塚線上下線ホームと京都線下りホームにはホームドアが設置されていました。また、改札を出るのは20年ぶりで、西口はアーケード商店街の中に駅舎があり、東口も駅前にアーケード商店街の入口があります。駅前は雑然としていて阪急の雰囲気が弱い感じがしましたが、阪急には意外と下町の雰囲気が出ている駅が多いです。
 
 

 
駅前を散策後は改札内に戻り、これから宝塚本線の駅を降り鉄していきます。乗車したのは7時16分発の下り普通・雲雀丘花屋敷(ひばりがおかはなやしき)行きで、新型の1000系8連でした。私は最後部車両に乗り込みましたが、半分ほど空席があったので着席し、水分補給をしながら車窓風景を眺めていました。本来ならば全駅を降り鉄したいのですが、時間の関係もあり駅数を絞る事にしていたため、次に下車したのは3駅目の服部天神駅です。下町にある駅で、上下線別にホーム・駅舎・改札口が分離されています。周辺は住宅街で、駅前には商店が立ち並んでいました。また、駅の南東側には駅名の由来となった服部天神宮がありますが、時間の関係で参拝できなかったのが心残りです…。
 
 

 

 
服部天神駅では2本後の7時43分発、普通・雲雀丘花屋敷行きに乗車。旧型の6000系8連で、最後部車両はほぼ満席でしたが最後部の区画が空いていたため着席し、しばし車窓風景を眺めました。列車は高架区間を走るようになり、すぐに到着した曽根駅で下車しました。曽根駅は高台にある綺麗な高架駅で、東口側は整然としていましたが、西口側は道路が狭く小規模なビルや商店が立ち並んでいました。
 
 

 
曽根駅からは8時05分発の普通・雲雀丘花屋敷行きに乗りました。9000系8連で、乗り込んだ最後部車両は半分程度の座席が埋まっていました。私は一番後ろの席に座り、水分補給を終えると電車は岡町駅に到着しました。曽根駅と岡町駅は互いの駅を肉眼で確認できるほど距離が近いです。岡町駅も高架駅で、西口は駅前広場が整備されていましたが、東口は地平駅時代から続いていると思われる商店街が形成されていました。ちなみに岡町駅は豊中市役所への最寄駅です。
 
 

 
岡町駅では2本後、8時27分発の普通・雲雀丘花屋敷行きに乗車しました。7000系8連で、この電車も最後部車両は半分ほどの席が埋まっていましたが、後ろの乗務員室前の席が空いていたのでそこに座り、道中は小さい窓越しに見える車窓風景を眺めました。そして私は次駅の豊中駅で下車しました。駅自体は島式ホーム1面2線のみと主要駅にしては小さいですが、豊中市の代表駅だけあり乗降客が多かったです。また駅前も多くのビルが建ち並んでいましたが、意外と大型商業施設が少なかった事に驚きました。
 
 

 

 
豊中駅前を散策後はホームに戻り、9時01分発の急行・宝塚行きに乗車しました。豊中~宝塚は急行も各駅に停車し、途中の雲雀丘花屋敷駅までは日中時間帯に毎時12本の乗車チャンスがありますが、下りの場合は普通の直後を急行が走る雁行状態で、急行が発車すると次の普通まで7分ほど間隔が開いてしまいます。急行の車両は8000系8連で、急行だけあり乗り込んだ最後部車両はほぼ全席が埋まっていました。私は空席に座り、水分を補給しながら車窓風景を眺めました。2017年に一度降り鉄している蛍池駅はパスして、その次の石橋阪大前駅で下車しました。石橋阪大前駅も2018年に訪問しているのですが、当時の駅名は「石橋」駅で、その後に現在の「石橋阪大前」駅へと改称されたため、改めて降り鉄した次第です。下車後は西口→東口の順で散策しました。全体的に駅前の道路は狭く、駅前広場が整備されておらず、さらに西口は十三駅西口と同様にアーケード商店街の中に駅舎があり、主要駅にしては駅前がごちゃごちゃしていました。
 
 

 

 
石橋阪大前駅の駅前を散策後は改札内に戻り、箕面線の発車ホームである頭端式の5号線へ。ちなみに阪急では「△番線」や「△番のりば」ではなく「△号線」と称します。既に9時20分発の下り普通・箕面行きが停車していて、私は最後部車両に乗り込みました。車両は5100系4連で、車内は宝塚線からの乗換客や牧落駅下車客などで満席になっていたため私はドア脇に陣取りました。2分間の道中は車窓風景を眺めて過ごし、次駅の桜井駅で下車しました。私鉄の駅、といった感じの駅でした。駅舎・改札口は下り線側(北側)にしかなく、昭和の香りが漂う駅前通りが北へ延びていましたが、離れた東側には再開発によるものと思われるマンションが建っていて、将来は駅前風景が変化しているかもしれません。
 
 

 
桜井駅ではすぐにホームへと戻り、後続の9時32分発の普通・箕面行きに乗りました。5100系4連で、この電車も最後部車両の乗車率が高く、ドア脇へ。道中は住宅地が続く車窓風景を眺めていましたが、次の牧落駅(2018年訪問済)で多くの人が下車したため私は空席に着席して、引き続き車窓風景を眺めました。そして4分の乗車で電車は終点の箕面駅に到着しました。
 
 

 
箕面駅訪問は10年ぶりです。駅の感じは以前と変わっていない印象で、駅前も同様でした。駅からは箕面公園へ向かう観光客やハイキング客が多く見られましたが、コロナ禍でなければもっと人が多かったかもしれません。
 
 

 
その後は改札内に戻り、箕面駅10時00分に発車する上り普通・石橋阪大前行きに乗車しました。5100系4連で、最後部車両で着席しました。車内は空いていて、大半の客は終点の石橋阪大前駅で宝塚本線ホームや改札に近くなる先頭車両へ向かっていました。道中は往路と反対側の車窓風景を眺めて過ごし、終点の石橋阪大前駅まで乗り通しました。最後部車両の乗客はあまり増えず、石橋阪大前駅到着時点でも半分程度の席しか埋まりませんでした。
 
 

 
石橋阪大前駅到着後は改札を出ずに車両や特殊な構造の駅構内を撮影しました。そして宝塚本線下りの1号線へと移り、10時23分発の普通・雲雀丘花屋敷行きに乗車。8000系8連でしたが、デビュー当時の姿に復刻された8004F「Classic 8000」でした。最後部車両は空いてたので着席し、水分補給をしてから車窓風景を楽しみました。電車は石橋阪大前駅を発車後すぐに高架区間を走り、2分後に池田駅に到着しました。私はここで下車しました。池田駅も2018年に訪問しているのですが、当時と比較して駅名標の隣駅(前駅)が「石橋」から「石橋阪大前」に変更されているため、再訪問しました。しかし、駅名標を撮影していると、反対側の蛍池駅も隣駅(次駅)が「石橋阪大前」に変更されている事をこの時点で気付き、「しまった」と思っても後の祭りでしたw 仕方ないので急遽この後に蛍池駅下車の行程を組み込んで対応する事にしました。また、池田駅では一旦改札を出て軽く駅前を散策しました。ちなみに池田と言えば日清食品創業者の安藤百福氏が「チキンラーメン」を開発した地として知られ、駅の南約5分の場所に「安藤百福発明記念館 大阪池田 (愛称:カップヌードルミュージアム 大阪池田)」があります。
 
 

 
池田駅からは10時46分発の普通・雲雀丘花屋敷行きに乗車しました。9000系8連で、最後部車両はガラガラでした。私は座って車窓風景を眺め、猪名川を渡って兵庫県川西市に入ると右から能勢電鉄妙見線と合流し、川西能勢口駅に到着、下車しました。川西能勢口駅は何度も訪問しているのですが、撮影枚数が少なくこのままでは駅記事を作成できないため、リベンジ訪問をした次第です。下車後は車両とホームを撮影してから改札を出て駅前を散策し、リベンジを果たしました。
 
 

 

 
時刻は11時を過ぎました。やや早いですが昼食とします。駅南側の商業施設「アステ川西」にある「ケンタッキーフライドチキン」で昼食を済ませました。
 
 

 
昼食後は川西能勢口駅へと戻り、まだまだ乗り鉄・降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
 
 
(参考:Wikipedia)