「群馬県民の日」や「おだしの日」などに制定されている今日は、群馬県や鰹節とも全く無関係な、四国で初の鉄道開業(伊予鉄道 高浜線)と神戸電鉄2000系について紹介させていただきます。
明治4年10月28日の廃藩置県によって「群馬県」の名称が初めて使われたことを記念し、群馬県が1985年に制定。この日の群馬県は休日扱いです。
おだしの素材となる、鰹節の製法「燻乾カビ付け製法」を考案した和歌山県日高郡印南町の漁民、2代目角屋甚太郎が1707年のこの日に発生した宝永地震で亡くなったことから、株式会社太鼓亭が2016年に制定したそうです。
個人的には関西風のおだしが好きです和風だしに灌水麺が入った姫路の駅そばも美味
では本題に入ります。
【四国初の鉄道が開業】
四国島内で最初の鉄道となる「伊予鉄道」が、1888年10月28日に松山駅(現松山市)~三津駅間で開業しました。
日本国内では4番目の私鉄で、現在まで存続している鉄道会社としては阪堺鉄道(現在の南海電気鉄道の発祥)に次ぐ2番目に古い鉄道会社です。戦時中に大半の私鉄が国有化されたため
伊予鉄道 高浜線は、愛媛県松山市の高浜駅から松山市駅を結ぶ10駅9.4kmの路線です。
古町駅は「間近く仰ぐ勝山の」と鉄道唱歌でも歌われたように松山城の近くに位置し、車両基地を兼ねた古町車両工場が隣接しています。
梅津寺駅は、ホーム柵の横に砂浜が広がる伊予鉄道では最も海に近い駅で、近くにある海水浴場と梅津寺公園の梅園が有名です。
(2017年1月初旬に咲いた梅津寺公園の梅)
1892年5月1日に、高浜駅~三津駅間が開業し全通、高浜駅は1905年1月10日に駅を500m北の現在地へ移転しました。
高浜駅近くにある三津浜港からは、山口県の柳井や瀬戸内海各地の離島を結ぶフェリーが就航しています。
【神戸電鉄2000系】
1991年10月28日に、神戸電鉄2000系の営業運転が開始しました。
公園都市線開業に合わせて2000系が登場、1973年登場の3000系以来のフルモデルチェンジとなりデザインが一新、3両編成(3本)と4両編成(2本)が存在し17両が製造されました。
(神戸電鉄のキャラクター「しんちゃん」が鎮座しています)
制御方式は抵抗制御で、走行性能は1100系と同等で、3両編成は公園都市線を含む全線で、4両編成は有馬線・三田線・粟生線で主に運用されています。
2000系をベースにVVVF制御・オール電動車編成とした5000系が、1994年に誕生したため、2000系の製造は17両で終了しました。
今日はこんな出来事がありました。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。