E501系の作業がすべて終了しました。購入直後から少しずつ手を加えてきていましたが、今年夏頃から本格的な改造・ディテールアップに着手し、昨日ようやく完成形と言える状態に達しました。作業の様子はこれまでブログに投稿してきましたが、今日は完成した車両を改めて紹介していこうと思います。

 

TOMIXのE501系は数種類のバリエーションが存在しますが、この製品は2012年に発売された床下グレー仕様(品番92456・92457)です。高校時代の2012年に基本10両、翌年に付属5両を購入しました。主な加工内容は以下の通りです。

 

・床下機器の改造

・車体標記の追加

・窓サッシ取り付け

・前面ディテールの作り込み

・トイレ再現

・屋上機器色差し

・ライトLED化

 

再現したのは機器更新後のK703編成(基本編成)とK753編成(付属編成)で、パンタ交換前の2014年頃の姿をイメージしています。

 

各車両のサイドビューを載せていきます。特に床下機器の改造に力を入れたので、足周りにご注目いただけると嬉しいです(^^)

 

基本編成1号車 クハE500-1003

 

基本編成2号車 モハE500-9

 

基本編成3号車 モハE501-9

 

基本編成4号車 サハE501-12

 

基本編成5号車 サハE501-11

 

基本編成6号車 サハE500-3

 

基本編成7号車 モハE500-8(動力車)

 

基本編成8号車 モハE501-8

 

基本編成9号車 サハE501-10

 

基本編成10号車 クハE501-3

 

付属編成1号車 クハE500-3

 

付属編成2号車 モハE500-7(動力車)

 

付属編成3号車 モハE501-7

 

付属編成4号車 サハE501-9

 

付属編成5号車 クハE501-1003

 

次に細部のこだわりポイントを紹介します。

 

先頭部は運転台のコンソール、連結器カバー、ジャンパ栓受けを追加。編成番号やステップ部分の滑り止めも再現しました。

ライトはもともと電球でしたが、KEY FACTORYのLED基板に交換しました。

 

先頭車4両の比較。15両時代に編成の中間に入っていた車両はかつて電連を装備していたため、スカートに欠き取りがあります。

連結器カバーの色と編成番号のハイフンの有無といった細かい違いにもこだわってみました。

 

土浦以北と水戸線での運用開始に伴い設置されたトイレ。窓を塞ぐ板は車体のシルバーと質感が異なり、単調になりがちな通勤型電車の編成の中で良いアクセントになっています。

 

色差しによって賑やかさを増した屋上機器。車体側面の梯子取り付け用の金具も再現しました。

 

E501系は世界一好きな鉄道車両と言っても過言ではないので、自分にできる範囲で徹底的にこだわって作業したつもりです。購入してから8年ほど経ちますが、今後も大事にしていきたいと思います。