(その3からの続き)
-笠上黒生(15:25発)-西海鹿島(15:36着・15:37発)-海鹿島(15:48着)-
踏切を渡って戻って、路地の先に笠上黒生駅が見えてきました。
笠上黒生(かさがみくろはえ)駅に着きました。
ここには本銚子駅を嫌うテツな皆様が納得できる木造駅舎があります。
ここは駅員配置駅で、入場券も購入できました。
乗車券買わないの?と駅員さんから怪訝な顔されてしまったので、
ちゃんと支援しなきゃと後で買いました。
ホームは2面2線。
事実上、銚子電鉄唯一の行き違い可能駅です。
銚子方面ホームにある待合室はレトロ仕様でした。
椅子には電車の座席よろしく、フカフカなシートモケットが張られていました。
フカフカシートで休憩していると、外川行きの電車が到着しました。
コロナ減便ダイヤで1日中この列車1本が行ったり来たりするだけですが、
閉塞方式の境界駅のため、しばらく停車します。
銚子電鉄のノーマル駅名標…といいたいところですが、
よく見ると、駅名が変ですね。
これは、ネーミングライツで名付けられた愛称駅名。
音も似ているので、一瞬気がつかないんですよね。
電車の自動放送では、この愛称を正式名称が挟み込む形で案内しています。
ちなみに、本来の駅名「笠上黒生」は、笠上と黒生の合成駅名。
駅があるのは笠上地区で、海寄りに向かうと黒生地区があります。
さて、次の駅へ向かいますよ。
駅を出ると、まもなく右手に畑が広がります。
周囲は畑混じりの住宅地。
いったい、何が栽培されているのでしょうか。
ここも踏切…ですが、また渡って戻る形。
次の駅・西海鹿島(にしあしかじま)駅は、そんな踏切の交点にありました。
ホームは1面1線の単式。
ご覧の通りの完全無人駅です。
仲ノ町駅同様、ホーム外側と内側の間に段差があります。
ホーム外側をかさ上げすることで、電車との段差を緩和しているのでしょうか。
住宅地をさらに東へ。
ここから先は海鹿島(あしかじま)地区です。
かつてはこの地区の海岸に本当にアシカがいたんだとか。
このあたりは駅間も短め。
早くも次の駅が近づいてきました。
海鹿島駅に着きました。
かつては駅員が配置されていたため、
待合室の向かいには券売窓口も残されています。
ホームは1面1線の単式です。
(その5へ続く)
笠上黒生駅手前から西海鹿島駅先までのGPSログ(1/12,000)です。
笠上黒生駅へのアプローチ路は非常にわかりにくいです。
注意しないと行きすぎてしまうので、注意してください。