小湊鐵道里見駅です。
昨日、小湊鐵道の記事をネットで読んでいると、2020年5月9日に五井駅構内に長期間留置されていた1924年製の貨車が房総里山トロッコ編成に牽引されて里見駅に留置されたことを知りました。絶好の天候に恵まれそうなので、本日オートバイで里見駅に向かいました。2013年4月14日以来の訪問です。
里見駅構内踏切から駅全景。一番左の貨物側線に目的の貨車が留置されており、令和の時代になっても機能しています。
左から貨物側線、下り本線、中線、上り本線の順に線路が並びます。里見駅は2013年3月16日に列車交換設備の復活、駅係員が再配置されました。
当駅のある加茂地区において、高滝小学校・白鳥小学校・里見小学校・富山小学校の4小学校が統合され、加茂中学校敷地内に統合した小学校を併設した小中一貫教育校・市原市立加茂学園が開校し、ここに通う小中学生の列車通学に対応するため、国・市原市・小湊鐵道は総額8,000万円を負担して再整備が行われました。
ワフ1 + トム10 + トム11.
緩急車のワフなんて、昭和50年代に竜華操車場で見て以来かもしれません。
無蓋貨車をこんなに間近に見るのも何年振りでしょうか。
ここだけ昭和時代にタイムスリップしたかのような空間です。
この貨車も昭和38年まで砂利などの物資を輸送したのでしょうか。
では、入場券を買って改札内に入ってみます。
上りホームに渡るための構内踏切。
振り返って駅名標と1925年(大正14年)3月7日開業時からの駅舎です。
下り上総中野方。
もう一度振り返って。
上りホームから見た貨物側線。
トム10 または トム11.
トム10 または トム11.
この2両は区別が付きません。
ワフ1.
こんな光景を眺めながら時間がゆっくりと流れます。なんて居心地の良い駅なのでしょうか。
「小湊鐵道5-2(15A キハ200形, 502A 房総里山トロッコ)」に続く。